




昨晩未明にコケて棚の一部を破損したらしく、その際に口元を切っていた
「らしい」というのは、本人に全く記憶が無く、棚の物が落ちて散乱している惨状に気付いたのは、一度秋葉原の病院から帰ってからの事だった
惨状と記憶の無い事から、いよいよ以ていよいよだな、と思った
22:40に出立
外の暑さは少し緩んでいた
駅前マックで夜食のハンバーガー3つを購入

TX六町 22:12発→秋葉原
いつもは帰りの時間帯を逆方向に行く
何だかいつもより時間がゆっくり流れる様な錯覚に陥る
秋葉原の券売機でチェックを入れたが、今日のスターターはやはり満席だった

秋葉原から山手線で乗換案内通りの時刻で東京へ
ここまで定期券なので再入場する

列車入線はまだなのでコンコースで軽く避暑
ホーム上は俄にムワッと蒸す
入線は22:56のアナウンス
時間になり、入線した車内に入って驚愕した

・東京 23:10発 →東海道本線.大垣
9391M 臨時夜行快速 ムーンライトながら 大垣行


号車こそ大垣方が1号車だが、席番は東京方が1番になっている
その為左右も逆向きで、俺は進行方向左側に着席する羽目に

年明けに乗った時にはこうでは無かったと思うが、これは一体どういう事か

座席変更をかけていなければ壁を前に過ごす事になっていた
…武士がいた

列車は前4両がストライプ塗装で、後6両が湘南色のパッチワーク塗装
互いの通り抜けは出来ない
窓は昔の開けられるタイプで、走行音も結構ダイレクトに聴ける
品川まで暫く東海道新幹線スレスレを行く
品川を出ても乗車率が疎らなのは横浜か小田原で混み出すのか
京浜東北のE233系通勤電車を追い越す速度
川崎手前、多摩川を越えながら検札
〈東京車掌区〉
車掌は白髪の目立つベテランだ
貨物列車を追い抜きながら鶴見を通過したと思ったら、貨物列車は「スーパーレールカーゴ」だった

東神奈川で横浜線のE233系を数本見る
彼等の牙城は確実に形成されている
横須賀線E217系に追い付かれながら横浜23:35着
次は小田原迄止まらないアナウンスが響く
意外と乗車率は変わらなかった
その横須賀線電車と競走しながら発車
最後は向こうが保土ヶ谷に停車して終了
NEX用のE259等が並ぶ車両区を抜け、小田急4000形を掠めて藤沢を淡々と通過
0時を過ぎて最初の停車駅、小田原は0:28着
個人の都合か小田急利用の節約術か、結構乗ってきて7割位埋ったか
相模湾は真っ黒で何も見えない
0:50 乗務員交代の為、熱海に運転停車
強いブレーキにも拘わらず、停車は無衝撃
沼津で隣席された
夫婦なのか、バラバラに通路側に着席
列車は特急速度で駅を通過して行く
虚にうとうとしていたら1:48 静岡着

気持ち良く寝てたら2:50 浜松着
25分停車を利用して外出
幾度か通過する貨物列車をやり過ごす
EF67-24が印象的
外は暑くなく、そよ風で気分も悪く無い
深夜の外出は寝台特急にも無いムーンライトの特権
寝ながらも夜行列車を楽しめてる
東海管内は
「ピッピッ、ピィーィイ」
の笛がドア閉め、発車合図
案外左側でも良かったのは、窓がガタガタする構造の為、右側は列車が擦れ違うと
「バンッ」
と響いてビビる
Σ(-.-;)
浜松から約30分で豊橋運転停車
乗務員交代
うとうとと目を瞑り、通過駅の強い光に起こされる
4:38 共和で4:52まで運転停車
空は明るみ始めたが、曇天
熱田でも運転停車
この辺が鬱陶しい
3面あるホームの内、最海側は駅標等は見当たらず、機能が無いと見える
空は陽と青みが出た
名古屋で隣席の夫婦を含めて半数近くが降車
朝の木曽川と緑が綺麗
↓
5:55 大垣着
武士は下駄を履き、脇差しを差し、風呂敷と刀を持っていた
皆がこぞって乗換の光景もお馴染み
ただ、昔に比べて人が減った気もした
・大垣 5:56発 →東海道本線.米原
203F 普通 網干行
ながらの延着を受けて延発
老若男女がやや混み合う光景もいつも通り
もっと本格的になるのはこれからか
醒ヶ井を出ると「席取りバトル」に備えて、着席客も立ち出す
↓
6:34 米原着
バトル不参加、目の前の新快速をスルー

・米原 6:50発 →京都
3413M 新快速 姫路行
楽々着席

じんわりと効く冷房に寛ぐ
旅気分が徐々に発揮され「良いなぁ~

」
大河ドラマ「軍師官兵衛」の223系を見る
「最強の快速」に名を連ねる列車が小気味良い音を鳴らして疾走
空は晴天に近く、朝陽を受ける稲の絨毯が耀く
隣駅.彦根から早速増客
近江八幡で隣席

上下線共、朝の出勤風景が目立つ
曇天になった
↓
7:48 京都着
乗換に跨線橋コンコースに上がったら、先が見えない程のごった返し


・京都 8:05発 →山陰本線.福知山
2203(園部~1125)M 快速 福知山行
京都からの山陰本線は何年振りか
221系4両を2編成繋ぎ、後寄りは園部止まり
埋席率が高い
先ずは高架区間を重厚に走る
二条で隣席

嵯峨嵐山で一旦地上に降りると、旧山陰本線を行くトロッコ列車がいた
隧道から新線に入り山中を貫く
時折隧道が途切れて保津川が見える
山陰本線序盤の見所だ
地上の亀岡で少々降車
ここから各駅停車
山々は小高く、緑だらけの景色が広がる
園部でそこそこ降車しつつも客入れ換え
単線を行く
陽射しが暑い

くたばりながらも山陰路をトコトコ
保津峡並の景色も見れてこりゃ凄ぇ
↓
10:10 福知山着
1分乗換
・福知山 10:11発 →山陰本線.和田山
429M ワンマン普通 城崎温泉行
223系2両編成は千客万来
補助席を使う

下夜久野から左側座席確保
徐々に緑が深くなる
上夜久野でぞろぞろ降車
地元の方々だろうか
↓
10:46 和田山着
6分乗換

・和田山 10:52発 →播但線.寺前
230D ワンマン普通 寺前行
キハ47を単行出来る様に切妻運転台に改造したというキハ41
顔はちょっと面白い
こちらも千客万来でボックスが埋っている

ロングシートへ

竹田で右側ボックス着席

ローカルな住宅に挟まれて行く
稲が風に靡く
車内は後付けの冷房が扇風機と共に使われているが、弱冷車並に緩い

どーも低速でエンジン唸ってるなぁ
と思ったら山ん中勾配登ってた
生野でキハ189系特急はまかぜと交換
小高い山々に時折川が見えるのがアクセント
↓
11:46 寺前着
乗り継ぎ列車は向かいにいるが時間もある
何か無いかと思ったが何も無かった

・寺前 12:03発 →播但線.姫路
5636M ワンマン普通 姫路行
103系2両編成はオールロングシートでスッカスカ
車内装は新車の様な大幅リニューアル
新野.甘地でゴッソリ乗って来て益々身動き取れない
折角なので寝よう

↓
12:50 姫路着
昼飯時だが目ぼしいモノは無く、駅弁という気分でも無かった
仕方無くコンビニ弁当を買う

・姫路 13:24発 →姫新線.播磨新宮
1847D ワンマン普通 播磨新宮行
キハ122は初乗車だが、立たされる
というか、単機ながら結構な人数が入線前からいた
昼飯一つ儘ならない


隣駅の播磨高岡でそこそこ降車
交換の対向列車が2両なのが羨ましい
余部でも似た割合で降車
それでも結構乗っている事に変わりは無い
↓
13:56 播磨新宮着
向かいに2分乗換
・播磨新宮 13:58発 →姫新線.佐用
3847D ワンマン普通 佐用行
先と同じキハ122単機
今度は1人掛け転換式クロスシート着席

キハ122は2+1列配置
じわじわと中国山地へ近付きながら昼飯にありつく
↓
14:28 佐用着
次の列車まで90分以上
姫新線はどうも上手くない
今の区間をもう1往復もアリだろうが、イマイチ気分が向かない
外は暑いし、見所も無さそう
冷房の効いた待合室で暫く過ごす
次列車入線は15:27

・佐用 16:05発 →姫新線.津山
2831D ワンマン普通 津山行
入線したばかりの誰もいないキハ120単機で暫し待機
発車間際には4つしかないボックスは埋っていた
空は高く、バラバラだったり固まったり、点々としたり、様々な雲が青空に浮いている
最早どこだか分からない程の山奥に入り、草木に挟まれ、時折川と交差
林野が近付くと若干「町」の体をなす
↓
17:07 くたばってる間に津山着
次列車は埋っていたのでスルー
ラストランナーを津山で待つ
津山には扇形庫があった
駅の木造の柱も良い感じだ
ここは新見.佐用.岡山方面とのジャンクション駅
各方面の列車が揃うと中々騒々しい
扇形庫を見ると1本、前灯を点けて動いている列車がいた
今日のラストランナーが判明した

・津山 17:54発 →姫新線.新見
869D ワンマン普通 新見行
キハ120の2両編成だ
2両のお陰でボックス着席も余裕だ
発車間際には高校生で賑わう
こんな時間でもまだ夕暮れ時なのは有難い季節だ
とりとめ無い田舎景色を疾走する

坪井で列車交換
美作追分から山間の田畑と住宅地を行く
中国勝山から川と沿い、ムーンライトながらのダメージ(寝不足)を引き摺りながら終着を目指す

↓
19:37 新見着
…何だか長い事乗ってた気がする
気のせいだろうか
さて、今日のお宿は駅から川沿い徒歩5分
「新見ビジネスシティホテル」
るるぶポイント利用で
¥4.488
タッチ式カードキーやら綺麗なフロントや室内でした
今日はここまで
ではまた~
(・o・)ノシ
- 2014/07/30(水) 20:35:06|
- 鉄旅
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