
ハイ、不定期の朝のネサフェアンテナ引っかかりシリーズです
あの日本車輌製造が大赤字なんだそうです
意外でした

あの新幹線メーカーが大赤字に陥った事情http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151126-00094024-toyo-nb『空前の好決算に沸くJR東海に、一点だけ死角があった。車両製造を行う子会社・日本車輌製造である。
JR東海とは対照的に、同じ期の売上高は2ケタ減。純利益は前年同期の11億円の黒字から、100億円の赤字に転落した。』
とんでもなく赤字ですね
大丈夫じゃ無さそうです
『
国内の鉄道車両製造が頭打ちになる中で、車両メーカーは軒並み業績が悪化。2007年度には54億円の最終赤字に陥った。そこへ手をさしのべたのがJR東海だった。東海道新幹線に加えてリニア中央新幹線の開業も控える同社は、
設計・製造から保守まで一体で技術力を高めることが必要と考えたのだ。
日本車輌の本社も愛知県名古屋市にあり、JR東海とは地理的なつながりも深い。
日本車輌の豊川工場からJR東海の浜松工場までは40キロメートル程度しか離れていない。車両運搬にかかるコストも安く済む。
2008年にJR東海は日本車輌の株式50.1%を取得し、子会社化に踏み切った。
その後、新幹線発注を大きく増やし、同社の経営は息を吹き返した。
JR東海への依存度が高まる一方で、JR他社との取引は相対的に減った。かつてはJR東日本の新幹線車両も製造していたが、
最新鋭の北陸新幹線E7系の製造会社の中に同社の名前はない。 』
随分限定的な商売になってきてますね
コレでは赤字も致し方なし
しかし、何故にこんな事になってしまったのでしょう?
『2012年11月に仏アルストム、独シーメンス、加ボンバルディアという「ビッグ3」を差し置いて、
カリフォルニア州など3州向けのフルダブル車両130両の受注に成功した。
追加発注される可能性がある300両も合わせると、総額1500億円という大型プロジェクトだ。
勝因は技術力だけではない。この案件は、米国の景気刺激策の一環として打ち出されたもの。
米国製の材料や部品を使い、米国内にどれだけの雇用を生むかといった要件、いわゆる「バイアメリカン条項」への対応が、受注選定のカギとなった。
42億円を投じて2012年7月に完成したイリノイ州の工場が、受注の決め手の1つとなったのは間違いない。
同工場では、2015年までにヴァージニア州やカナダのオンタリオ州向けの車両製造を行うことが決まっていた。
さらに、2016年以降は前述の大型案件が控える。
現在のスペースだけでは足りず、2014年7月にはさらに52億円を投じて工場を拡張した。
だが、
この急拡大が裏目に出た。工場開設に伴い、現地で従業員を大量に採用したが、
車両の製造は未経験という人材が多数を占めた。
そのため、現地採用した従業員の技術の習熟度が想定したレベルに届いていなかったという。
製造現場が混乱し、納期が遅れた結果、日本車輌の2014年度業績は7年ぶりの最終赤字に転落した。
今期は、現地へ派遣した50人近いベテランの日本人社員が手取り足取り教えている。
現地従業員の習熟度も少しずつ上がってきた。
そんな矢先、新たなトラブルが発生した。
大型案件のプロトタイプ車両が強度テストをクリアできず、設計見直しを余儀なくされたのだ。
この結果、大型案件の製造工程に遅延が生じ、納期に間に合わないことが確実となった。
日本車輌は、追加設計費用や製造工程の見直しに伴う費用、
さらに納期遅れに伴う発注先への補償金など、諸々の費用が発生。
2015年度の通期業績は、期初計画の20億円の最終黒字から138億円の最終赤字へ下方修正するに至った。
同社によれば「影響は来期にも及ぶ」という。業績の立て直しにはまだ時間がかかりそうだ。』
事業を急拡大したらトラブって余計に出費が嵩んだ訳ですね
鉄道事業の難しさを痛感しますね
『ある鉄道車両メーカー幹部は「従業員の習熟度の遅れは仕方ないが、
設計見直しというのはあり得ない」と驚きを隠さない。
強度不足の原因として当初は製造工程上の問題や作業ミスも指摘されたが、結局のところ、そもそもの設計に問題があった。
日本車輌のように豊富な海外経験を持つメーカーでさえ、こうした事態は起きるのだ。
鉄道整備を急ぐ新興国の多くが現地生産を目標としている。だとすれば、従業員の技術習得の問題はどの国でも起こりうる。
政府が国を挙げて取り組んでいる新幹線の輸出にも、こうしたリスクは潜んでいる。
「新幹線の技術は世界一」などと自画自賛している場合ではない。』
シメの一言が笑えますね新幹線クソ喰らえ、と言うのは今回の話では横道ですね
鉄道事業は運行会社の運営だけでなく、製造会社も運営が難しいものなのですね
各社とも頭打ちの状況らしいです
個人的には全社提携、合併が解決策ではないかと思うのですがどうでしょう〉
じゃあ解決策のない仕事逝って来ます
今回はここまで
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
- 2015/11/26(木) 11:36:52|
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