
2016.3.26 JR東海のダイ改といえば、名松線,家城~伊勢奥津の鉄路復旧が最も注目すべきニュースではないでしょうか
「平成28年3月ダイヤ改正について」 ( 253kb / PDFファイル)http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000028822.pdf何年前か、自治体負担による鉄路復旧がニュースされて、この時を長く待っていました
これは地元が鉄道が重要かつ必要と考えて復旧に繋がったわけですから、これは嬉しいニュースです
今年中に都合をつけて乗りに行きたいものです
今回は地元負担で鉄路復旧しましたが、
この先、地元負担でのローカル線復旧や運営といったものが本当に主体になっていくとするなら、
JRというのは、自力で鉄道や地元活性化を実現できないあたり、鉄道に対して随分後退した組織ではないのかと思わざるを得ません
今日の3セクローカル線
特にいすみ鉄道を見ていると、自分達で何とかしようという気概が実状に現れており、先々、こういった事が出来ないローカル線は
生き残っていく事が難しくなっていくでしょう
何せJRがそんなローカル線に対して何も活性作を生み出すことが出来ないというか、その気がないんですから
JRは元々駄目、地元自治体も駄目となれば救い主は何処にもいません
残念でなりませんが、そんな現実を寂しく思います
それだけに今回の名松線鉄路復旧は本当に嬉しい事です
さて、そんな新幹線以外に興味の無さそうな東海の他の部分を見てみましょう

これにて東海から国鉄気動車が完全引退です
ちょっとしたニュースになってましたね
国鉄派には寂しい話でしょうが、そろそろタイミングって所でしょうか
置き替える車両は然程出来が悪くないので文句なしです
つーか、キハ75に置き替えって結構グレードアップですよ、コレ

快速「みえ」に使われるキハ75形
広いシートピッチとワイドビュー窓に横引きカーテン
快適性は折り紙付きです


こっちは皆さん結構騒いでましたね
特急「しなの」の大阪直通取止め
並んで実施する普通列車の大阪直通取止めとも無関係ではないでしょう
ソコだけ見れば運行体系の整理に見えますし、そういう目的もあるでしょう
ただ、「しなの」に関して言えば名古屋-大阪はスカスカでしたから取止めは時間の問題だったのかもしれません
長野県から新幹線利用で大阪へ行くのはちょっと違うでしょうし、長野-松本,塩尻-名古屋の需要は旺盛ですが、
長野県は大阪に興味が無いかのようです
直通便がもっとあれば結果も違ったような気もするのですが…
しかも名古屋-大阪は新幹線利用が多数のようですね
…それとも近鉄?
乗っといてよかったε-(´∀`*)ホッ
こうなると大阪直通便を持つ特急「ひだ」も怪しむ所ですが、性格が違うのでそうはならないでしょう
「しなの」は単純に都市間輸送の性格ですが、大阪直通の「ひだ」は観光地である下呂を含んだ飛騨高山への直通が目的です



増発こそ無いものの、テコ入れで需要喚起を図ります
これも飛騨高山への需要喚起でしょう
今なお人気の高い下呂温泉を抱える高山本線ですから関東、関西などからの利便性を落とすことは考えにくいですね
「ひだ」の大阪直通便も需要喚起と利便性の両方を担う列車として今後も残るのではないでしょうか
新幹線一辺倒の東海にしては珍しいサービスですが
在来線をトータルで見ると東海にしては珍しく、優等列車の後退、名松線を含む非優等列車のいい意味でのテコ入れ
これは「18きっぷ」ユーザーには歓迎できる改正です
東海道本線については可も不可も無い感じです
今後の東海のローカル線に注目と言える今回の改正ではないでしょうか
今回はここまで
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
- 2015/12/24(木) 00:47:41|
- 2016.3.26 ダイ改
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