
ハイ、不定期の朝のネサフェアンテナ引っ掛かりシリーズです
JR北海道は2014年度の収支赤字を発表しました
見る限りあくまでも「トータルで」ということに見えるんですが…

14年度、全線区間で赤字=収支初公表―JR北海道http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160129-00000171-jij-bus_all『JR北海道は29日、管内の全14路線30区間の2014年度の収支状況を公表した。
本社の計画部門など管理費を一定割合で全線区に配分した場合、
利用者数の最も多い札幌圏でも営業損益が26億6200万円の赤字となり、管内全線区が赤字路線だった。
同社が全線区の収支を公表するのは初めて。 』
確かに道東などのローカル線区はスッカスカもいい所で収益もクソも無かったとは思います
厳しいな、と思うのは北海道にはそれを打開する人材の不在が見えるとこ
「あの」列車火災事故の際には技術者不足を指摘する声がありました
以降、次々と表面化した不祥事の数々は寧ろ人災の多さを表し、北海道のクビを締めに締めていきました

個人的視点ではありますが、北海道は雄大な自然という日本でも唯一の観光資源を持っています
一般論では「冬の北海道は寒いから嫌」と言いますが、その冬こそ日本全国でも北海道でしか見られない、
皆に見て貰いたい景色です
そういう部分を持て余す、活かせてない、アイデアマンの不足が結果、廃線、廃駅、列車廃止という運営規模縮小までに至りました
人口密度の極端に低い北海道において、地元輸送に頼る運営には簡単に限界が来ます
となれば外客に活路を見出すのは当然の帰結でしょう
しかし、どう呼ぶか、という点で人材もPRも不足しています
新幹線という高い、遅いという負債を押し付けられた北海道は航空と手を組む施策も取っていますが、
どういう訳か未だパンチが弱い、と思うのは北海道そのものの魅力が全くPRされてないからです
最近、機械を使っての除雪を写真で見ましたが、中々見応えあるじゃないですか
そういうのを活かす発想がないのが残念です
鉄旅の妙味はローカル線にあります
北海道の魅力も同義です
新幹線は負債でしか無く、外客を取り込むなら航空かフェリーの方が余程有効でしょう
運営縮小による「生き残り」ではなく、集客による「活性化」を以って北海道の復活を願います
コレ、大枚を叩かなくとも何とかなると思うんです
というか、思わないとやっぱりジリ貧の尻すぼみで終わっちゃうと思うんですよ
収支赤字を公表し「ピンチです」と公表した所を少し評価します
じゃあ評価出来ない仕事逝って来ます
今回はここまで
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
- 2016/01/30(土) 11:47:58|
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