
寂しくてKATOの「北斗星」を走らせる
今回はKATOのE231系500番台、山手線を合わせました
「格」も「雰囲気」も違うのは当たり前の両車

日常の通勤電車から非日常の寝台特急を羨望の眼差しで眺める
非日常の寝台特急から通勤電車を眺め、過酷な日常から開放されたことを実感する
寝台特急の素晴らしさを実感します
国鉄型とJR型
時代の流れだけは誰にも止められません

でもその記憶、思い出は美化されたり、風化するかもしれませんが、確実に残すことが出来ます
ヱヌゲもその1つ
常に時代の再先端を行く通勤電車
常に進化を続けています

だとして、客車列車たる寝台特急「北斗星」は時代に取り残された過去の遺物でしょうか?
なら、何故青函隧道の開業とともに誕生したのでしょう?
青函隧道は新幹線を通すためだけに造られたものではないことは、貨物を見れば明らかです

そのための実験台として北斗星を始めとした本州と北海道を結ぶ数々の列車が誕生したというのは違う話でしょうし、
それでは余りに惨めな話でしかありません
「豪華寝台特急」を謳った「北斗星」です
青函隧道とともに生まれるべくして生まれた列車なのです
憧れに値して当然の列車です
話は変わって山手線
どうやら世代交代の時期を迎え始めているようですね

ロビーカーも食堂車もないけれど、最先端の技術を常に投入されて進化してきました
その行先は留まることを知りません
毎日乗る列車です
出来ればストレス無く、便利に、「乗りたくなる車両」となって欲しいですね

それは寝台特急とは別のカテゴリーとしてのものです
車両としての乗り心地は勿論のこと、座席などの快適性に加え、最近では乗降ドアの上にディスプレイが設置され
運行情報の提供やCM放映など、通勤などをしながらも乗客の目を楽しませる部分まで出来上がってきています
アイデアの賜物ですね
かつての「北斗星」や「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」のようなアイデアが投入され続けていれば
寝台特急の衰退、凋落というのも無かったのかもしれないと思うのです

それは只の開放型寝台に電源コンセントを付けるだけでも違ったでしょうし、個室化はそんな寝台特急の草分け的アイデアでしょう
まして海峡を越えて本州と札幌を結ぶというアイデアが画期的であったことは、「北斗星」が3往復時代
全車開放B寝台のモノクラス編成でも満席であった時代があったことがそれを証明しています
まして「ロイヤル」という憧れを生み出したアイデアは廃止されるまで色褪せることはありませんでした
もし、北海道行寝台列車が復活するのなら乗りたいものです
夜を徹して北海道の大地へと走る寝台列車には他の列車にはない独特の旅情があります
アイデアから生まれた旅情とは何とも秀逸ではないですか
お金を払う価値とはそういう所にあると思うのです
今回はここまで
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
- 2016/04/26(火) 00:56:11|
- Nゲージ
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