




昨晩のお宿
「盛岡ニューシティーホテル」
は夜中に一度目覚めたもののすんなり寝付け、今までで一番寝れた気がした
8:30前に起床し、1時間で朝支度を済ませてチェックアウトした
盛岡の風は心地好かった
当該ホームにはがら空きの列車が入線済で、発車時間が迫る毎に座席が埋っていった
今日はもう帰るだけの行程だ
新幹線なら3時間で済む行程を半日かけて行くのが鈍行旅だ

・盛岡 10:06発 →東北本線
1534M ワンマン普通 一ノ関行

盛岡の主、オールロングシートの701系2両編成は満席になった
今の内に寝とけば後の行程が楽しめるかな、とか考えたが、寝れなかった
列車は新幹線高架の足元をモーター音を唸らせて疾走する
北上を過ぎ、中国人の旅行客が中国語で車内を賑わす

列車は平坦な農地を走る

時折桜が咲いている箇所がある
中国人は平泉で降りて行った

山ノ目では桜はこれからだった
↓
11:33 一ノ関着
約20分待ち

・一ノ関 11:54発 →東北本線
530M ワンマン普通 小牛田行
701系2両編成は続く

がら空きなのは幸い

相変わらず平地を行く

新田の手前で湖らしきものが目に入る
幾度となくEH500牽引のコンテナ貨物と擦れ違う
今や優等列車も無いこの路線は貨物街道か
川を渡り、右手から陸羽東線が合流して終着

↓
12:43 小牛田着
7分乗換

・小牛田 12:50発 →東北本線
2544M 普通 仙台行
折角の719系2+2両編成

客数から甘く見て撮影にかまけ、ボックスシートを取りこぼし、ロングシートへ…orz
「飯より宿」
の精神を忘れてはいけない…
列車は山間から住宅地へ入って鹿島台で増客
仙台へ向かうからだろうか

松島から丘を走る
塩釜で仙台方面での架線トラブル停電による停止信号で待たされる
これまた往路に引き続きまたか、と思う
今旅、初日から曰く付きは最後まであるらしい
仕事だろうか、電話で遅刻する旨を伝える女性もいた
27分経って岩切まで運転再開のアナウンス
その先は未だ目処立たず…
発車したのは塩釜到着から30分後

13:57 その岩切着
やはり目処立たず、相当の時間がかかるという
…腹減った
下車して近くのNEWDAYSで昼飯にした


更にちょい離れた所に〈チキ〉車か、ED75-757がいたので撮影した
こういう時、仙台は何故代行バス等の措置を採らず、客を待たせるだけ待たせるのかが得心がいかない
14:51 運転再開した
↓
15:02 仙台着
ロスタイム乗換
駅弁は諦めざるを得なかった
ε=ε=┏( ・_・)┛

・仙台 15:02発 →東北本線
586M 普通 福島行

既に予定より接続を1本ずらされた混雑のE721系2+2両は先の列車の接続を待って3分延発
流石に疲れてきた…

岩沼迄に大半の客が降りてボックスに着席

左手に住宅地
右手に枯れた田畑を山が囲む
槻木でこの先の踏切故障が発覚し足止め
何かもう色々あるもんだ
呪いか
10分延発した
大河原で大半が降り、ボックス占拠
列車は住宅地を行き、平地へ抜ける

東白石辺りで川が沿い、別れた

新幹線高架が左手からオーバークロス

路線も丘路を行く

藤田で右手の新幹線高架をE2系が東京へ走って行った

伊達から川を渡り東福島
左手に渡った新幹線高架と共に終着が近付く
乗り継ぐ筈だった16:28発黒磯行の接続のアナウンスは無かったorz
↓
16:34 福島着
つまり、所定ではすぐ接続の筈が、遅延のお陰で50分待ちに拡大
つーか、黒磯まで乗る客なんかいないだろうと接続を取らず、JRは16:51発郡山行を用意していた
その列車で先行して郡山で駅弁なんて考えは馬鹿臭い話だと思ったのは701系だったのもある
遅延に次ぐ遅延で、考えていた仙台での駅弁も、宇都宮での餃子も無くなってしまった
流石に苛ついてしまうし、何なんだこれは、と殴り付けたくなる気分だった

それでも仕方無く撮影を狙ったら、上り列車にEH500-29貨物が来た
雨も降ってきた
当該ホームへ行くと先客万来
今日はいよいよ厄日らしい

・福島 17:26発 →東北本線
2150M 普通 黒磯行
やって来た719系2+2両編成は何と、仙台始発の快速〈仙台シティラビット6号〉がそのまま黒磯行に化けてしまった
最早言葉なぞ出よう筈もない
南福島から新幹線高架が右へ別れた

下り線とも別れて丘を登る

金谷川で一旦再会するも、再度下り線と松川まで別れる

杉田でようやっと2人掛けに着席
列車は左手に小山を見ながら、田畑の平地から盛り土の上を行く
今日もくたばり、良い所でスコンと記憶が飛んだ
郡山で10分停車
臨席される
雨が本降りになり窓が曇った
目覚めたら白河、19:00
新白河で車内はスカスカになる
外は真っ暗で何も見えない
↓
19:25 黒磯着
6分乗換

・黒磯 19:31発 →東北本線
678M 普通 宇都宮行
E233系の付属5両編成

内3両にボックスがあるセミクロスシート仕様
何とかボックス確保したけど向にも着席される
丁度帰宅時間か
真っ暗な外を見ながら、随分楽しめなかった旅だったなぁ、とか思ったりした
列車の遅延や睡眠に悩まされ、挙げ句はやはり北海道新幹線
やはり北海道はそれなりのモノで行かないと物足りない
大事な所を気絶してるのも随分物足りないが
↓
20:22 宇都宮着
結局向に座られっ放しだった
14分弱の間に買い物
駅弁屋は改札内にあった

・宇都宮 20:36発 →東北本線
3558M 通勤快速 上野行
E231系10両とか関係無く平和で静かなグリーン車

モバイルSuicaでグリーン券買ったのも久しぶりだ
2階でボックス作ってゴロリ
早速旅の最後を飾る夕食の駅弁

「よくばりスタミナ弁当」
¥1.000
もう肉肉肉肉のボリュームにヤられる
もうやれる事は無い
このくらいやらないと今旅も今日の事も割に合わない
寧ろ足りないくらいだ
グリーン車の防音は完璧
静寂な走行音を自動放送と車掌のアナウンスが邪魔をする
小山で新幹線の乗換案内されるのも鬱陶しい
そんな小山まで各駅停車した後は
古河、久喜、大宮、浦和、赤羽、尾久が停車駅だ
見えるのは遠くの町の灯りだけ
窓上の曲線
駅を次々と通過して行く様がサンライズソロを思い出させる
夜行列車という乗り物がどれだけ素晴らしく、贅沢な乗り物だったかを思い知らされる
それでも大宮までの1時間強はあっという間だった
遅延で待ってる時は苛ついていたのに
荒川を渡って赤羽
更に上野から地元に帰る時も荒川を渡る
変な川だ
空っぽの車両区、尾久
時代ではなく、人が変えてしまった事は明白だ
それは罪悪とは謂わないのだろうか

↓
22:09 上野着
後は常磐線を北千住から地元TX六町へ帰るだけ
相変わらずの東京の喧騒は嫌気が差す
今旅が良い旅だったかといえば、やはりちょいとキツかったかと
元々が変わってしまった北海道を見たかったのが目的でした
あまり良いもんじゃないな、と思ったのは新幹線のせいです
それはそれとして、物事はすんなりいくのが一番かと思いましたとさ
ここまで恥文駄文に付き合ってくれた諸兄諸氏にさんきゅ
今旅はここまで
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
ありがとうございましたm(_ _)m
- 2016/04/22(金) 00:29:21|
- 鉄旅
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