




生活習慣というものはこの歳にもなると、持病とも相まってそうそう変えられないらしく、早起きも辛く、いつも通りの時間に起床した
結局身支度を調え、出立したのは正午だった
今日の天気は曇り
明日は朝から雨、午後過ぎに曇りという天気予報を確認した



・地元TX六町→秋葉原→JR新宿と乗り継ぐ
普段の出勤なら、頭や気が重くなり、車内でグッタリしているものだが、今日は休み
TXではお気楽に車内を過ごした


JRに乗り換えると緩行、快速共に真っ昼間から中々の賑わいで立たされた
新宿に着いたら券売機で特急券を購入
発車まで10分と無かった

・新宿 13:10発 →小田急小田原線.小田原
特急ロマンスカー はこね27号 箱根湯本行
小田急特急の主力の一つ、60000形MSE


座席は9号車と随分後ろに指定されたものだ
カーブでは先頭車が見える長さだ
車内は窓側席が埋る程度の乗車率
出だしの走りは鋭く、気付くと百合ヶ丘を減速通過して再加速
加速減速を繰返しながら巡行して住宅地を抜ける
13:37 27分で町田着
新宿-町田の需要もそこそこあるようで、数人が降車していった
町田からは特急らしい走り
VSEの廉価版のイメージのあるMSE

特に細工の無いボギー台車を履いた車両はそこそこ揺れ、やや硬い座席と相まって、特急としては多少快適性に欠ける気がした
13:50 所要40分で高架の本厚木着

地上に下りると、住宅の向こうに山が見える

愛甲石田を過ぎて高架に上がるとその見晴らしが良くなる

伊勢原を過ぎた辺りか、一寸田舎らしい景色が開ける
鶴巻温泉を抜けると山道で高度を上げる
隧道を抜けると本格的に山あいを縫う様に走る
遠方の、ちょっとしたローカル特急気分はストレスを和らげてくれた
螢田で小田原到着のアナウンス
↓
14:19 小田原着
若干尻が痛い
(-ω-;)
しかし、小田原まで1時間ちょいなので、何だかあっという間、な感じだった
俺が初めて小田原を訪れたのはもう15年以上前の事
小田原駅は随分と様変わりした
当時、JRの列車案内は「パタパタ」だったし、小田急の特急券売場は階下にあった

その構造は逆転し、極端に広くなった階上コンコースにシステムが集中
コンビニを含めた多種多様な店が並んでいる
人も随分増えたと思うし、便利にもなった
そんな小田原の駅前から15分程歩くと相模湾に出る





形の良い岩場があり、そこで座り込んだり、横になったりして呆けた
曇天のせいか、風が少し冷えた
なので30分程で相模湾を後にした


・小田原 16:02発 →箱根登山鉄道線.箱根湯本
各停 箱根湯本行
小田急1000形を4両化、箱根登山鉄道に合わせた赤い塗色は最早お馴染み


パンタグラフもシングルアーム化

号車標記が箱根湯本寄りから7~10号車としているのがユニークだ
隧道を抜けて、右へ曲がってJR東海道本線から離れると箱根板橋

ここで列車交換
単線は住宅の隙間をソロリと抜けて、勾配を登りながら左手に早川を眺める
風祭からまた住宅を避けながら勾配を登る

終着が近付くと、箱根の山が鮮やかに迫る

↓
16:17 箱根湯本着
9分乗換

・箱根湯本 16:26発 →箱根登山鉄道線.塔ノ沢
普通 強羅行

セミクロス配置の箱根登山鉄道2000系3両編成が急勾配をゴリゴリ登る
↓
16:28 隧道を3つ抜けて塔ノ沢着

ここから湯本へ向かって歩く




塔ノ沢から湯本までの道も変わった



隧道を閉鎖し、迂回させる形で早川を2回渡る


さて、箱根湯本まで来たのは当然「温泉」の為
7-11の脇道に入ってその奥手


「弥次喜多の湯」
2時間¥1,000
半年以上振り、今年最初の温泉は染みた
(*´ω`*)

残り時間は休憩室でゴロリと寝て身体を休める
ちなみに、体重計があったので計ってみたら
「73kg」
3月に社会復帰した時点で確か「82kg」くらいあった筈だから…
「働かないって素晴らしい…(*´ー`*)」
時間が来たら退出して駅へ向かう
外から見える、駅で清掃中の列車を見てテンションが上がった

・箱根湯本 19:24発 →箱根登山鉄道.小田急小田原線.新宿
特急ロマンスカー はこね46号 新宿行
未だ小田急のフラッグシップトレインとして君臨し続ける50000形VSE

広いシートピッチとその形状
小田急伝統の連接台車を履く車両は揺れも柔らか
その快適性は未だ色褪せない
先ずは箱根登山鉄道の単線の勾配をゆっくりと下る
短い橋梁を渡るとJR東海道本線が並び、小田原に着く
その小田原で2分程停車
多少の乗車があるも、まだまだ車内はがら空き
小田原からは特急走り
やはりMSEより揺れず、滑るような走りは快適だ
真っ暗闇を走り、時折駅を通過する様は夜行列車の味わいを思い出す
愛甲石田を過ぎて、本厚木到着のアナウンスで20時を過ぎていた事に気付く
本厚木ではビジネス客がそこそこ乗り込んできた
相模大野の手前で減速し、町田到着のアナウンス
20:26 箱根湯本から62分で町田着
下り列車やホーム上で賑わう通勤客を横目に、特急は悠々と発車する
新百合ヶ丘で8000形やE233系2000番台を見ながら通過
読売ランドを通過すると減速した
多摩川を渡って高架に入り、複複線の内側を軽やかに走り抜ける
地下に入り東北沢から減速
地下の工事はまだ完了していない事が見て取れた
その速度のまま代々木上原を通過
終着が近い

↓
20:57 新宿着
快適な90分強でした
後は秋葉原→TX六町へ帰るだけ
よーやっと箱根で温泉行くくらいには回復しました
次は下総神崎で温泉かな、とか思ってます
今回はここまで
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
- 2017/05/09(火) 22:21:15|
- 鉄旅
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