鉄道ピクトリアル 2019.3月号¥980 鉄道図書刊行会
「湘南急行」と、まるで四文字熟語みたく簡単そうに言っちゃってますが、
東京-伊豆の列車の変遷などにかなり歴史があるものだと思い知らされた一冊です
「伊豆」「あまぎ」「踊り子」…




153系、157系、183系、185系の他、251系SVO、651系伊豆クレイル、E259系MEO
更には伊豆急2100系やEF58-61牽引の「踊り子」が巻頭グラビアを飾ります
湘南急行の歴史は戦前の東京-熱海間の快速列車まで遡り、80系準急「あまぎ」などから始まったとしています
当然ですが、そこに伊豆急行、伊豆箱根鉄道駿豆線の開業が外せません

車両に話を戻せば、153、157は勿論、一時期183系での特急運行があるというのも改めて面白いと思います
現在、251系「SVO」やE259系「MEO」が「A特急料金」ってちょっと特別視しすぎじゃね?
と思っていたんですが、185系「踊り子」が「B」設定を成立させるため、と教えられてハッとしましたが、
この辺もそろそろ利用者にメリットのあるテコ入れが要るんじゃないかなぁ、と考えていますが、
E257系の「踊り子」転属で変わってくるのでしょうか
「湘南準急~特急 歴史を駆け抜けた主役たち」
では80系からの昭和の車両形式などを辿ることが出来ます
「伊豆にやってきた湘南急行」は伊豆急行OBの方の回想録として当時の様子を写真とともにリアリティーを以て
読み込める楽しい記事でした

開業してからの順調な輸送量増加
様々な国鉄形車両の乗り入れ
手書きの補充券による出札から、国鉄からの借り入れによるマルス導入
A-E席の「隠語」の裏付け…
そんな昔からの伝統を今や「伊豆クレイル」やE259系{マリンエクスプレス踊り子」が背負っているという考え方は
軽いものではなかったんだな、と感心する次第です
…だって、悪いけど修善寺行編成とかE259とか、空気輸送でしか見たこと無いんですもん


実際の所どうなんでしょう?
でも需要がなければ今日まで伊豆クレイルなどの列車群が走り続ける事はない訳で…?
(インバウンド需要という話もありますが…?)
僕様もいつか時間作って豪勢に伊豆お泊り旅してみたいなー、とは思っています
その時は新型、E261系が活躍しているでしょうか
ここにも鉄旅の楽しみはまだまだ残されているらしいです

今回はここまで
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
- 2019/01/27(日) 07:28:36|
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