


2020.8.28(金)
昨晩のお宿
「新潟京浜ホテル」
では日付が変わってから寝付き、6:40頃という深夜に起きた
まるで「青春18きっぷ」の旅みてえだなと思ったが、正にそれだった
二度寝には至れず飯、ネット、シャワー等を支度して湯余裕を見てチェックアウトした
駅では今夏の18きっぷの4回目に初めて北千住以外の判子が捺された
列車の入線を上下線が待たされた

・新潟 8:40発 →白新.羽越.米坂線.米沢
3822D 快速 べにばな号 米沢行
キハ111+112が新潟止まりの折り返し列車として入線
4人掛けボックスを頂く

2両編成でも空席率が高い
かつて急行として新潟-仙台を結んだ実績のある列車だったが、
この凋落ぶりの今日でも快速として残ってくれているのはありがたいと云うべきか
今日の行程はこの列車が中心に組まざるを得なかったので、早起き自体は確定していた
列車は架線下DCとして坂町まで快速運転

JR世代の気動車は加速力も不足無く、快速の走りは、知らない世代にもかつての急行を感じさせる
通路を挟んだ向かいの男性は景色を録画しながらビールを煽っていた

渡った阿賀野川は広く、中洲の上を走った
豊栄で列車交換
3分程停車
遠方の山の塊のシルエットは飯豊山地か

飯豊山は2000mを超える
列車は稲の絨毯をゆったり流した
そのまま減速して西新発田に運転停車

列車交換
右手からの羽越本線と並んで新発田へ

新発田から上下線が一旦離れ、加治川を渡った
羽越本線を急行を思わせる走りで金塚を通過

都市圏ではスタンダードな「快速」という列車種別も、羽越本線では少々珍しい
中条の町を抜けると一面に田畑が広がる

また住宅地に入り、減速して坂町着
4分停車で米坂線へ
次第に飯豊山地に近付いていく
左手は緑を映した穏やかな荒川が沿う

列車は走りの調子を落とさず快走を続ける
越後片貝-越後金丸にあるらしい荒川峡らしい何かは割と一瞬だった
絡む荒川の眺めは山形県に入ると横川という名前に変わった
小国までの間に赤柴峡なんてのもあるらしい


そんな横川の流れは透明だった
そんな小国や米坂線は地図上では北の朝日山地と南の飯豊山地に挟まれているが、狭さは感じられない
しかし、小国の町を抜けると勾配にかかり、速度をはっきり落として山間らしい景色の山路を越えにかかる

川を見下ろし、山に見下ろされる
伊佐領から景色が険しくなり、隧道を抜けたら列車は停止した
車両トラブルを知らせる装置が働いたらしい
止まった時間は然程ではなかったと思った
症状が改善されたらしく、運転を再開した
しかし羽前沼沢10:43と9分延発した
場合によっては少々プラン変更も考えた
少々長い隧道に入った

宇津峠というのがあるらしく、道路にアップダウンが見られた
手ノ子を出ると高度を下げて米沢盆地の北側にかかり、速度を上げた

路線は羽前椿から今泉の先へ逆U字を描く
今泉では対向列車を待たせ、今のところダイヤ回復の気配は見られない
西米沢を前に再びトラブルで停止
車両の水温(?)が高いらしく、自然冷却を待って運転再開
確かに今日はそのくらい暑い
運転士は無線で何かやり取りしていた
これで先の接続が取れたら御の字
西米沢、南米沢と回る

行く先に奥羽山脈が見えてきた
↓
11:44 米沢着
タイムアウト
11:36発の山形行は行ってしまった
俺が元々持っていた乗車券と特急券は
「かみのやま温泉→新庄」
これらを米沢発に変更する事を考えていた
…予定の倍の金額払うかなー、と思って窓口に向かった
手続きの最中に
「米坂線からのお客様は窓口に御知らせください」
とアナウンス
結果、「つばさ」による山形までの便宜乗車がはかられた
但し「青春18きっぷ」での利用だったため、乗車券のみ米沢→かみのやま温泉の差額¥640を支払っての利用となった
(特急券については米沢→山形が便宜、以降は同額)

つまり、米沢→山形は特急券無しで乗れるよー、という
「つばさ便宜乗車証」なんて初めて見た
時間も時間なので昼飯購入して乗り込み

・米沢 12:10発 →奥羽本線.新庄
133M つばさ133号 新庄行

E3系2000番台のトップナンバー、L61編成
昼飯は山形の定番
「牛肉どまん中」
今年2回目となる国産牛肉と濃厚接触♪
しかし何とも落ち着かない
鉄旅は予定通りなのが一番落ち着く
落ち着かないまま山形で客交換
山形以北に需要が見えたのは意外
北山形で対向普通列車と交換
仙山線の単線が右へ別れ、列車はあっという間に天童に到着
何だか景色がビュンビュン流れて落ち着かない

速い速い…
山形からキャリーケース持って乗ってきた女性2人組が大石田で降りた
山形からの普通列車が無い時間帯だったからだろうか
俺がかみのやま温泉からこの列車を使う予定だった理由も同じ
↓
13:32 新庄着
「つばさ便宜乗車証」は改札にお返しし、乗車券と特急券には無効印を頂く
次の列車まで少々時間があるので待合室で休憩
この先は最上川を眺める予定
米坂線とつばさはここまで
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
- 2020/08/28(金) 21:42:28|
- 鉄旅
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