




昨晩のお宿
「ビジネスホテル 清恵」
は民宿みてぇ、と書いたが、営むおばちゃんは凄んげぇ良い人だ
各々、その辺はお好みでお宿を選択していただくとして
高松の朝はやや温い
最近の俺旅にしては天気が良く、暑くなるかな?
今日からメインディッシュの四国三昧

昨年より毎年恒例
「バースデイきっぷ」
¥10.280で四国特急をグリーン車まで乗り回す
メインディッシュが一番安上がり



入場するとお隣に四国期待の新型、8600系が2+2両で停車中
実物はかなり格好良く、やはりエヌゲで欲しい所だが、今の所縁無し
いやいや、此方も負けずに堪能しようじゃないか
〈コ≡

・高松 6:04発 →予讃.土讃線.高知
2000D 特急しまんと1号 中村行
四国の主力気動車、振り子式2000系は今日も元気に曲線で傾く
深々広々のグリーン車と相俟って出だしから気分良い

発車後即検札
〈高知運転所〉
宇多津の高架ジャンクションをスムーズに抜けて多度津から土讃線へ
山向こうの雲の塊は手前に向かって散らばって来る
琴平を出て山道を快走
山下の住宅地をを見事に見下ろす
リクライニングを最大に倒し、見事にだらしない格好で快適に過ごす
阿波池田から吉野川が沿う景観が早くも此方の目を愉しませてくれる
土讃線の景観は四国随一、俺の最も好きな路線だ
川が一旦左手へ行き、再び右手に戻って来た時には渓谷となり大歩危へ
暫く隧道や柵が邪魔
列車は山道のほぼ全てを問題にしない走り
↓
8:19 高知着
昨日迄の事もあり、2時間なんてあっという間


・高知 8:30発 →土讃.土佐くろしお鉄道 ごめん.なはり線.奈半利
1834D 快速 奈半利行

くろしお=9640形気動車は特急並の大窓とキセ、高い背ずりの転換式クロスシートとグレードが高い
タイガース車両なので虎ファンにはさらにポイント

か
土讃線内をトロトロ
緑の四国が視界一杯
後免からの土佐くろ線は安芸まで快速運転
北海道並に広がる平野部を高架から眺める
各駅にやなせたかし先生デザインのキャラクターがお出迎え
あかおかから綺麗な水色の穏やかな土佐湾が広がる
4年前に来た時は土砂降りだった

奈半利では外にも出られなかった
今日は快晴

安芸で大分降りた
土佐くろ線の制服はポロシャツだ
↓
9:41 奈半利着
金持ってない小学生が乗っていたが、ここで老夫婦が迎えに来ていた

海が近いと見て歩く
奈半利港だ

辿り着いてみると、潮騒と海鳥の声以外は聴こえない
これは良い
更に良い場所は無いかと今の場所を右手へ回り込む様に移動砂山と護岸の向こうに砂利の海岸があった
目の前の海はやはり護岸に囲まれていて、数人の釣り人が見受けられた
少し童心が働いた
小一時間と無かったが、良い時間だった
・奈半利 10:53発 →土佐くろしお鉄道 ごめん.なはり線.安芸
5867D 安芸行
タイガース車両ではないが、先と同様の9640形
そこそこ埋席
左手に座りもう一回土佐湾を見よう
↓
11:13 安芸着
すぐ乗換
・安芸 11:15発 →土佐くろしお鉄道 ごめん.なはり線.高知
5869D 高知行
モタついたせいか先客か、転クロは埋り

ロングシートへ
窓はデカイし転クロが少ないのは勿体無い車体なんだが


穴内で交換した列車は側面展望があって羨ま

運転席を見てみると、2ハンドル式操作が縦方向だった
あかおか以降、高知に向けてチマチマ増客
ロングシートも埋る

後免でWIMAXの電波が今迄に無い位MAXだったのに吃驚
Σ(´・ω・`;)
↓
12:25 高知着
次の特急まで昼飯の時間だ
周辺を探す
鰹をやりたいが、そもそも良い店など知りゃしないし、こういう事にはネットを使う知恵が無い
入ったのは大通りからちょっとズレた所
「たたき亭」
入口こそ暗く小さめだが、中は最近の綺麗な居酒屋そのもの
注文を受けてから焼くランチタイムの程は如何に
ただ、1人だと強制的にカウンター行
この手のやり方は少なく無いが、ぶっちゃけ好かん

不味けりゃ最悪、旨くとも機嫌半減
頼んだのは「たたき丼」
¥1.030
…スタッフは若いのばっかりなせいか、色々未熟

・高知 13:50発 →土讃線.窪川
2073D 特急 あしずり3号 中村行
どうも朝しまんと1号で乗った編成の様だ
時刻表で推測するなら、
しまんと1,中村→あしずり4,高知→…でコレ
グリーン車利用は俺のみ

先頭席右手、展望を確保
右目が側窓、左目が前展望を堪能
…機械が邪魔だがコレは気分良い
住宅間の細道を縫う様に走る
伊野手前で検札
〈高知運転所〉
今回は2回の検札とも本券にも捺印されている
中々幸先が良い
吾桑:あそう
丘から住宅地を眺める高度をうねり行く
土讃線は単線
駅通過時はこちらが待避線に入る形で行く為、減速する
何処まで行っても土讃線
尽きる事無く山道を行く
窪川まで後7分
台車の上なのでレールとの衝撃が尻に

流石にグリーン車はサービスが違う

↓
14:53 窪川着
今回は岩本寺はお預け

空き時間を利用して明日の切符を発券

・窪川 15:10発 →土佐くろしお鉄道 中村線.予土線.松丸
4825D ワンマン普通 宇和島行
四国お馴染みの厠無しオールロングシート
キハ32短機
早くも四万十川が右手に沿う
若井を出て長い隧道を抜けて、単線が左手に1本増えて、二股になって右へカーブ
X字の渡り線,シーサスクロッシングの手前で信号により停止、直ぐ出発信号点灯
列車はその渡り線から左手に乗って家地川へ
右側下方へ下がった線は中村線へループ
…9分停車の江川崎まで堕ちた

早いもので、この列車も1時間
今日はもう16時を過ぎた夕焼け時
6時に出発、10時台に海、高知の鰹…

…まだやる事がある
車内は運転士と乗客と俺の3人だけ
若い運転士は生真面目に指差称呼をキビキビと繰り返す

四万十川が見やすく、流れある良い景色になっていた
吉野生で列車交換した相手はキハ32を0系新幹線風に改造したホビートレイン
車内にHOゲージが展示されていて羨ましい


↓
16:35 松丸着

昨年も来た有名な駅

最早此処で何の説明が必要あろうか


「ぽっぽの湯」
入浴+タオル ¥510+160
既に汗ばんでおり染みた

頭にお湯をかけると僅にヒリヒリする
湯上がりにマッサージを受けたかったが予約は一杯だった
休憩室では先の寝堕ちが効いて中々寝付けなかったが、堕ちてアラームで起こされた
Σ(-.-;)

・松丸 18:09発 →予土.予讃線.宇和島
4829D ワンマン普通 宇和島行
運転士入れて3人しかいない車内は近永で1人増えた

夕暮れ時が、何枚もある山々のそれぞれを水墨画の様に遠方の山程薄墨にしていく
稲の実りは先の話で、今は派手な黄緑の絨毯だ


玉蜀黍も同様だが、夏に茹でた玉蜀黍の味が思い出深いのは子供の頃に良く食べたからだろう

務田-北宇和島を勾配に喘ぐかの様に低速
事実、山の中腹にいて道路を見下ろす
↓
19:02 宇和島着
まずはチェックイン
「宇和島ターミナルホテル」
は駅前1分
るるぶポイント値引き
¥3.540
実は8年前にも泊まった事があるトコ
更にこの後、買い物がてらみどりの窓口に出向き、所定の予定を変更して明日の切符を全て発券し直した
自分としても初めての切符があり、少しドキドキ

今日はここまで!
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
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- 2014/06/29(日) 20:49:06|
- 鉄旅
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