




宇和島の朝は涼しく過ごし易い
疲れているのだろう、矢鱈眠いが、毎朝5時起きならそれも当たり前か
発車10分では忙しないと、結果的だが30分前に駅に着いたら列車はまだいなかった

ホームにはキハ185の普通列車.松山行が健在と分かって安心
一旦入場したものの、ここは列車毎に改札を時間区分けしており、フリー切符だからと通したが、後続の特急ならちょっと外で待ってくれと一旦改札から追い出された
昨日の「たたき亭」に似たケースで嫌
フリー切符なんだから放っといて欲しいものだが

・宇和島 6:35発 →予讃.内子.予讃.本四備讃線.児島
10D(1010D) 特急しおかぜ10号(いしづち10号) 岡山(高松)行
宇和島宿泊はこの列車乗車の為
宇和島から岡山.高松直通だ
2列車併結編成は前2両が宇多津で切り離しのいしづち10号高松行で、松山まで全車自由席だ
四国では有名なアソパソマソ列車
今日はバイ菌漢列車だが、グリーン車には関係が無かった
ただ、コンセントがある
コレは大きい
昨日の発券時に進行方向右側を指定したはずだが、実際には左手だった
窓口に訊いてみたら右側は全滅だった

海も見えるしまぁ良いか、と
発車後即検札
〈松山運転所〉
アソパソマソ柄だ
やはり本券にも捺されて気分良い
列車は徐々に高台へ
7両編成に対応しない短いホームがある様で、島会社の苦悩が感じられる
2000系もエヌゲで欲しいな
卯之町で先の普通列車を追い越し
朝の曇天気味の田園広がる平地に入り、特急加速
携帯電波が「圏外」の山道でもそれは変わらなかった
少しずつ晴れてきて、斜面に住宅のある山の緑が鮮やか
住宅は謂わば「棚宅」か
眺めの良い広川を越えて伊予大洲へ
自由席は大分混んできたのか、荷物をざせきに置かないお願いのアナウンス
7両編成の最後尾はカーブにかかると先頭が見える
グリーン車でゆったりしながら四国を眺めるのは何とも気分良い
鈍行旅とは違った魅力がある
備え付けの雑誌の裏表紙に「Iターン」とあった
地は徳島線と特急「剣山」
…ちょっと涙出そうだった
仕事辞めたら四国に引っ越そうか
伊予中山もグリーン車はホームからはみ出していたが、そもそも無人駅だった
高架に入り、左手から予讃「海線」が合流
向井原を通過して予讃線に戻り、平坦な住宅地の伊予市へ
空は高く蒼く、魚の筋の様な雲、広がる緑の田園
列車は心地好く揺れ、座席ゆったり
天国

細い川を越え、球場をかわして松山へ
松山の7分停車を利用して朝食購入
真面に喰うと腹がクーデターを興すのでパックゼリーな奴で

此処まで来ても右手座席はスカスカ
どういう事か

車内清掃のおばちゃんが塵回収
取敢えず架線下DCを堪能
瀬戸内海も鮮やかで穏やか
そして平坦な住宅地を行く
伊予北条で8600系と擦れ違う
おばちゃんがまた塵回収してくれて便利
贅沢な話だが、余りにグリーン車に座りっ放しで腿が痛んだ
肘掛けが固定式で胡座がかけないのでこうなるのだが、持ち前の貧乏性も全開にグリーン車を選択してしまう
新居浜-伊予三島辺りを気絶


気付いたら綺麗な瀬戸内海

快適なのは間違い無い

3時間乗った
後1時間で乗換
伊予三島から海側の大王製紙専用線がイカす
列車は観音寺を出て益々快調に飛ばす
快晴となり山々の緑も益々映え、天国の様な景色は四国独特だ
車内販売が来た
そういえば四国で初めて見た気が
土讃線とのジャンクション駅、多度津
幾つキハ47やDE10だろうか…が見られた
給水塔らしきものもあり、駅も国鉄時代の案内板等、改札外のSL(86?)結構見所がありそう
宇多津でいしづち号切り離し
昨日までは此処でいしづち号に移って高松へ行く予定だったが、折角のバースデイきっぷ
まず瀬戸大橋を渡り有効範囲一杯の児島迄乗り通す

特急グリーン車で瀬戸大橋は初めてだ

瀬戸大橋公園があるとは知らなかった

やはり何度見ても瀬戸大橋からの眺めは素晴らしい
島のうねった坂道路は盛った様な木々に囲まれ、出来の良いジオラマの様
↓
10:33 児島着
瀬戸大橋は案外あっさり終わった
陽は暑い
日陰に、ではあるが当該列車の姉ちゃん車掌が所定の立ち位置で入線迄10分程、ピシッと立ったまま微動だにしなかった

・児島 10:48発 →本四備讃.予讃線.高松
3121M 快速 マリンライナー21号 高松行

折角のバースデイきっぷだし、乗ってみたかったマリンライナーグリーン車

児島-坂出-高松が切符とリンクする範囲なので用途は合わせ難い
土讃.予讃相互連絡して各々の列車に上手く合わせて活用出来なければただ時間使って乗るだけw
E217系2階建をベースにしたという部分は、シール等に見受けられる
シートは251系SVOに近い
テーブルは肘掛け内蔵

発券してみると列車名
「マリン・パノラマ」
とは面白い
1番D席は1列しかない展望席の右端
運転席は反対側なので位置ドンピシャ

不満無い展望
いつもと違った視点の展望は楽しかったが、「電GO プロ2」の表現が然程間違いで無かった事を思い出した
初老に見える運転士は丁寧な指差称呼で運転発車後即検札
〈高松車掌区〉

↓
11:18 高松着
昼飯には丁度良い時間と場所

駅前1分
「さぬきうどん めりけんや」
システムは「はなまるうどん」同様、注文してトッピング摘まんで…

山芋釜玉+鶏天
¥500+180
醤油かけて混ぜてふわとろで旨い

讃岐うどんて大概旨い

腹が膨れたら旅再開

・高松 12:06発 →高徳線.徳島
5011D 特急 うずしお11号 徳島行
高徳線の主力
メタリック寄りなデザインのN2000系気動車
運転士が姉ちゃんだ
…俺に姉ちゃんはいない
またも先頭展望を取ったものの、普通車は流石に狭いと感じた
台車直上でガッタガタ揺れる
(((-.-;))
発車後即検札
〈徳島運転所〉
今旅初めて本券に捺印されなかった
相変わらずの四国の景色を疾走
時折左は瀬戸内海
三本松で運転士が後部ブラインドを降ろしたくたばったので理由分からず

↓
13:04 徳島着
高徳線くたばりっ放し
結構なダメージ=眠気を感じる
乗り継ぎまで1時間以上
ネカフェも良いが、折角のフリー切符
乗って休もう(←?)
・徳島 13:12発 →牟岐線.羽ノ浦
4549D ワンマン普通 阿南行
新型の1500系気動車
転クロに補助席付
西日本の223系等を思い出す
立客いたが補助席に助けられる

ε=(-.-;)
…蛾に絡まれた

徳島で乗るだけ乗ってきた客が各駅でちょいちょい降りて行く形

↓
13:42 羽ノ浦着
18きっぷで旅するのが楽しみな車両だった
即乗換
・羽ノ浦 13:40発 →牟岐線.徳島
5054D 特急 むろと4号 徳島行
キハ185の2両編成の後方、1号車の後方12-15番が指定席
自由席を選び放題な乗車率
指定席側は座席を2000系同様にリニューアル
↓
14:01 徳島着
列車近くに清掃員用の倉庫がある
…引っ越してこちらで働こうか

・徳島 14:20発 →牟岐線.牟岐
5053D 特急 むろと3号 牟岐行
先の列車の折り返し
全車自由席
住宅地と田んぼを抜ける
すぐの検札は行先訊かれて捺印無し
曇天になってきた
旅してる時が一番だなぁ、と思う
仕事行きたくないなぁ、と思ったら心が重くなった

帰ったらどうなってしまうのか
軽く盛られた土の上に敷かれた線路は何の苦も無くしなやかに延びている
田んぼと山の景色になったが、山の黄緑が褪せている
夏も未だなのに秋の準備をしている様な

路線図で見ると牟岐線はみどりの窓口が無く、実際に無人駅で停車している
車掌がドア開けと切符回収に忙しい
桑野を出て林と隧道の丘を越える
小さな住宅地を抜けて田んぼの絨毯の中を疾走する
人家が見当たらず、山間の隙間に田んぼ
よくもこんな山道に敷設したもんだと感心する位草木茂る山道
SLが似合いそう
そんな秘境みたいな所を抜けて由岐へ
車掌は地元訛りで早口だ
国鉄型特急気動車は懐かしい、良い音を奏でて走る
ダダン、トトトト…、ダダン、トトトト…
↓
15:31 牟岐着
暫く待ち
ネット等で明日の行程を検索
然程厳しくは無さそうなのは分かった
・牟岐 16:07発 →牟岐線.海部
4555D ワンマン普通 海部行
1200系気動車はロング、セミクロスシート半々
211系時代の内装が近いだろうか
煤けた窓が経年を物語る
2人掛けが魅力
無論スカスカ車内
良い川を越えて終着
↓
16:21 海部着
海が近いっぽいので歩く
駅の看板ママだと登坂しなきゃいけないっぽいので信用ぜずぬ別の道へ →失敗

駅前を一周する形になり、住宅の裏路地や先の良い川を見ながら駅に戻った
途中にスーパーもあり、夕食も買えた
田舎の匂いのするスーパーだった
中々な40分程度だった

・海部 17:14発 →牟岐線.徳島
4574D.574D ワンマン普通 徳島行
先と同じ1200系気動車
乗客俺一人
隣の阿波海南で帰宅高校生がちょいちょい来た
牟岐で大分降りた
20分以上の停車時間を利用して、明日の粗方の予定を確認した
晩飯に買ったロースカツ弁当(¥399)を平らげ、満足休憩

発車するといつもの緑の四国を眺めながら蛇行する川と絡んだり、木を「盛った」丘を登ったり
北河内でお遍路さんが乗ってきた
装束こそシャツとズボンだがしっかり真っ白
田井ノ浜を快速の様に通過して、文字通りの「浜」が綺麗
田井ノ浜自体に駅標は建っているが、両隣は田井ノ浜の表記をしていない
阿波福井で黒いお遍路さんが乗ってきた
あらたの:新野で高校生どやどや

くたばって気付いたら阿南で乗ったり降りたり結果的にラッシュみたく

…荷物を棚に上げた
南小松島でラッシュから客半減
間もなく19:30
帰宅の高校生達
単機の気動車内を巡回する車掌
地方独特の光景だ
まだ薄明かるいが、終着の頃にはちゃんと暗いだろう
もう一日が終る
長い事旅してた気がするが、明日の夜には帰路に就かねば

↓
19:44 徳島着
まず明日の発券
ついでに気になった事を訊いたら、昨年は損してた事が発覚
シワシワ
Σ(´・ω・`;)
もう今夜のお宿なんだすな
ε=(´-д-`;)
駅から10分弱?
「ビジネスホテル ニュー東洋」
るるぶ予約で
¥3.600
桃放題なのに中身熟れ過ぎシワシワ
キツくて心がシワシワ
Σ(´・д・`;)
〆で色々シワシワです
今日はここまで!
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
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- 2014/06/30(月) 20:52:07|
- 鉄旅
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