




出雲市のホームに降り立った時
当該ホームには特急やくもが発車する所だった
空き時間に改札を出て夜食を買い込み当該ホームへ戻ると列車は入線していた

・出雲市 18:55発 →山陰.伯備.山陽.東海道本線.東京
4032M 寝台特急 サンライズ出雲 東京行

東海の285系3000番台とは…
特に差は無いがw


今日はソロ上段




スタンダードなベッドに荷物置場が便利
乗車早々荷物を部屋に放り込み、5号車の車掌に検札とシャワーカードを申し込み、即シャワー、即引き籠り

室内の電灯を全て落とせば俺の求めた夜景がそこにある
客車、電車に限らず、寝台列車の音は共通して独特だ
静寂に対して列車の走行音しか響かないのだ
雨だと思っていたが、米子では上がっていた
伯耆大山を20時に通過して期待の夜の伯備線へ
1時間経つのは早い…
そう、俺は上りのサンライズ出雲は初めてなのだ
今冬の「ムーンライトながら」の事前予約をハジかれた時、コイツに呼ばれた気がした
『オイ、サンライズで俺だけ乗って無ぇだろ
』
…確かに
それに旅に夜行の一つも無いでは何とも味気無さそうだ
…今後の夜行はどうなるのか
昼行鈍行もまぁまぁだが、新幹線なんざ高いくせに速くて早くて論外
やはりムーンライトを筆頭にしつつ寝台列車は憧れの綺羅星として耀いていて欲しいのだ
これが鉄道と鉄旅の醍醐味だろう
岸本で特急やくもと列車交換
右手に川が沿い、街灯を見ると雨降りなのが分かった
湾曲した窓は真上を見上げると景色をダイナミックに伝えてくれる
雨天なのが残念だが、
「寝台特急って良いなぁ~
こんなの無いなぁ~
」( ̄∀ ̄)
夜行最高!
寝台最高!
個室最高!…等とこの時点で何度身悶えした事か
………あ、根雨で黄一色115系と交換だ
並行する道路の盛り土などに雪がが乳牛の模様の様に残っている
畑の様な平面には正に雪一面だった
カーブで先頭の7号車が見える頃
新見が近いか高度が高いか、雪が窓を流れる
しかしそれは光が当たらないと分からなかった
あけぼのが既に無く、北海道直通寝台特急が終焉を迎えようとしているこの時期に、こんな雪の寝台特急が味わえるとは何たる幸せか
生山でやくもがドアを開けて待っていた
進む毎に積雪量が多くなり、それ程の光量が無くとも降雪が視認出来る量になっている
使っていないレールは雪に埋もれる
新郷の駅はそれを物語っていた
流れる雪と川の取り合わせも堪らない♪
この感動は新幹線には絶対有り得ない

右手からレールが寄って来て、何かと思ったら芸備線と備中神代だった
布原で列車交換
相手はやはり特急やくも
伯備線はやくも街道だ
やはり新見が分水領だったようで、
あれだけ感動的に降り注いだ雪が微塵も無くなった
何だか「本州に帰って来た」みたいだ
カーブで先頭を照す光…
沿う川も夜行列車から見ると一味違う
備中高梁を通過
空が晴れ始め、星が1つうっすら見えた

夜でも川の水面に山のシルエットが移る
雲の向こうから月光も出てきた

総社を通過して「町」に入って来た
こういう時、都会の明るさは余り好きではない
倉敷から山陽本線に入ると俄然速度を上げて来た
地盤がモノをいうか
岡山で前寄りにサンライズ瀬戸を連結
岡山からそれなりの乗車があったが、それとは別に駅ではまだ帰宅客が列を為していた

ここらで一旦くたばる事にした

この後断続的に目覚め、くたばる
一旦目覚めた時にはまた雪の関ヶ原辺り
変な夢で覚めたら尾張一宮
ガンダムの肩が蝸牛で触角が気持ち悪い夢で覚めたら名古屋だった
体は寝たいのに脳は寝かせるつもりが無い様だ
列車は313系の様にぶっ飛ばす


空はすっかり晴れて、満月と星が見える
もう一回断続的にくたばる
最中に見た夢は蛍光灯劣化で過ごし辛いという内容
夢の中でもサンライズに乗っていた
熱海停車を確認してくたばる
目覚めたら最後の相模湾の夜明け前を眺められて早川を通過

んで、6:22 お早う放送で完全起床

身支度しながらもダラダラしてたら終着放送しながら品川通過
↓
7:08 東京着

雪国より東京の方が寒い


改札出場の際に無効印と共に東京駅100周年の判子を頂いた
何だか愉しくも忙しない
1時間や1日が早く終る
そんな今旅でした
今日明日はなるべくゆっくりしたいけど…

今旅はここまで!
ここまで付き合ってくれた諸兄諸氏にさんきゅ!
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
ありがとうございました!m(_ _)m
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- 2015/01/08(木) 10:40:05|
- 鉄旅
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