城端、氷見線活性化を狙う「コンセプト列車」は成功するか?

ハイ、不定期の朝のネサフェアンテナ引っかかりシリーズです

3.14の北陸新幹線開業に伴い飛び地となる城端線、氷見線に活性化を目的に改造列車や試験的増便が行われるとの事




城端・氷見線コンセプト列車の運行および城端線増便試行の実施について
http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/01/page_6707.html

コンセプト列車の詳細はこちらをご覧ください。（PDF形式　588キロバイト）
http://www.westjr.co.jp/press/article/items/150122_00_johana_himi.pdf















何がしかのテコ入れ自体は良い事で、沿線一番の魅力が「自然豊かな車窓」とは良い事を言ってます

特別車両を導入して呼び水とするのは常套手段となってきました
…が、それだけに「ななつ星」の二番、三番煎じの様な西、東の豪華列車のような印象が否めなくなってきました
この手のアイデアが嫌いなのは旅情も風情も感じられない閉鎖的なものに感じられるのです




既に観光列車の歴史は九州の「いさぶろう・しんぺい」や「はやとの風」から使い古されてきました

何がしかのインパクトが必要なら、いすみ鉄道のように旧式国鉄気動車の導入などの方がアリでしょう
SLであれば尚更です
俺も下館で真岡鐵道のSLと50系客車を目の前に無計画かつ衝動的に乗っちゃいましたし

ブルトレ客車でも持ってきた方が余程注目されるでしょう
接続する3セクと連携して距離を伸ばせばなおさら周囲地域の活性化にも繋がるでしょう




受け売りですが「こんな列車に乗りたい」ではなく
「こんな列車に乗りたかった!」というものを送り出すべきで、
今回のアイデアはサラリーマン的なものでしか無いとしか見えないのです

実際、これに乗りに行こうとは思えません







これも常套手段ですが、先のコンセプト列車とワンセットで考えれば悪いものではないでしょう

列車削減は不便化による客離れを引き起こす悪循環を生み出しますから、増便にも賛成です






新幹線網の拡大は鉄道の構図を大きく塗り替えます
しかし、特段メリットは見出だせません
せめて在来線を3セク化しなければ希望も見いだせるのですが…


取敢えず各社各線とも北陸新幹線開業を契機に様々なテコ入れ、衣替えをします
取敢えず見守るくらいしか出来ませんが、各地の鉄道が盛り上がることを願います




今回はここまで

ではまた～
(´・ω・｀)ﾉｼ