




5時前に起床
5:30にチェックアウト
昨晩のお宿「コートホテル新潟」は中々だった
新潟駅の指定席券売機で切符購入
頼んでもいない選択肢が
「後から」バンバン出てくるのが面倒で邪魔くさい
例えば「往復」なら最初の入力前に表示すべきで、種別や区間を指定した後から「片道?往復?」と出されてはそれを拒否するのは面倒なのだ

改札では経路を確認の上、今旅2度目の改札印が捺された
新幹線ホームに上がると、おや?
と思ったが、時刻表を見ずとも合点がいった

・新潟 6:05発 →上越新幹線.燕三条
300C とき300号 東京行
E4系8両編成だが、号車表示は9号車がある
…で10、11、12…
越後湯沢で併結かと思ったが、時刻表を見たら高崎で併結だった
埋席率が疎らな2階から田園風景を眺望する
↓
6:16 燕三条着
失敗した
越後川口→浦佐→長岡を申請したら「重複乗車」と拒否された時に、新潟→長岡にすればもっと距離が延びたのに
本当に偽物切符だな、コレ
つか本当に只見線不通が怨めしい
特急券に無効印、乗車券に途中下車印を捺して貰う
少し「形」になってきたと思う
以降の行程を検索しながら列車を待つ

・燕三条 6:44発 →弥彦線.東三条
223M 普通 東三条行
E127系2両のオールロングシート車
↓
6:51 東三条着
7分連絡
人がちょろちょろ現れ
そろそろ通勤通学時間帯だ

・東三条 6:58発 →信越本線.新津
1321M 普通 新潟行
115系湘南色4両編成だ
右側ボックスをげっちん

空席率だけならまだ余裕がある
まだ朝の気だるい雰囲気が漂う
各駅で少しずつ増客
↓
7:25 新津着
24分弱待ち

リニューアルしたばんえつ物語号の客車が留置されていた
途中下車
気仙沼前後の行程を新庄まで検索

・新津 7:49発 →羽越本線.新発田
2123M 普通 新発田行
115系3+3両編成とはスカスカな乗車率に反して豪勢な長さだ
信越本線の快速に充ててはどうか
列車は平野の単線を元気に走る
中浦は元が2面2線の駅だった事が分かる
往時を思うと寂しい話だと思った
↓
8:18 新発田着
約30分待ち
高校生の降客で出口がごった返した
待ち時間に時刻表先生を検索
全体的に何とか収まりそうな感じ
乗り継ぎ列車は2分延着

・新発田 8:50発 →羽越本線.秋田
2001M 特急 いなほ1号 秋田行
元フレッシュひたちE653系を「魔改造」した7両編成

まぁ然程車内に変わりは無いが、「都落ち」した様な感じは否めず、ファンとしては何だか居たたまれない
今回は左手に座り、曇天の日本海を眺める
こんな所であの時散々聴いたメロディーとチャイムを聴こうとは…
村上を出ると日本海を拝める
海岸線に沿う様に行き、カーブにかかると最後尾の7号車から先頭車が見える
もうここを通る夜行列車は無い
日本海、あけぼの、トワイライト…
あの日々が懐かしい様な、寂しい様な…
あつみ温泉で前の席に3人乗ってきた
内陸部に入り鶴岡へ
前の3人は鶴岡で降りた
赤川を越えて余目へ
車内が少々冷え気味
酒田から酒田港へ向かうレールが左へカーブしていった
列車は左右を仕事の終った田畑の平野に挟まれて曇天下を疾走する
遊佐を出ると再び日本海が見える
象潟でちょろっと乗って来た
日本海が無くなると田畑だけの風景は平凡に見える
空調が点いた様で、冷えが治まった
↓
12:05 秋田着
3時間かかったが検札は無かった
特急でここまで来たのには訳がある
「

温泉

」
秋田駅前12番乗り場から12:25発
1時間に1本ある
そのバスで15分程度の所にあるバス停
温泉入口


「秋田温泉プラザ」
入浴+バスタオルレンタル
¥540+300
久々のヌルリとした泉質が身体に染みた
以前休憩に使われていた大広間は使われていなかった
仕方無く寝れるスペースを見つけて寝ていると暫くして店員に
「ここは寝る場所じゃねえ」
と睡眠妨害

そうなると寝れない温泉に二度と用は無し
近くにもう1軒温泉があるので、次に来た時ははそちらを訪ねてみよう
温泉入口 14:22発のバスで秋田駅へ戻る

上りは下りより時間がかかり、45分頃に着いた


丁度良いので明日の切符を作る
乗車券と同時発券した料金券の日付変更だ

ついでに「定番」の駅弁購入


・秋田 15:18発 →奥羽本線.東能代
675M 普通 青森行
オールロングシートの701系3両編成
座って30分経たないウチにリアルに尻の肉がボロボロ取れそうな気がした

701系に変わる前はEF75牽引の50系客車と聞くから、やはり鉄道は貧相になっている
↓
16:24 東能代着
6分連絡

・東能代 16:30発 →五能線.深浦
323D 普通 深浦行
「リゾートしらかみ」の原形でもあるキハ48形2両編成
日本海に備え左手に着席
中々スカスカ

ここで秋田駅で買った駅弁

「鶏めし」を開ける
定番の駅弁に偽り無し


味とボリュームに文句無し

列車は車体とエンジンを唸らせて米代川を渡って凡庸なローカル平地を行く
東八森から右手にうっすらと山脈
左手に日本海
あっさりと白神さんちの足元を沿わされ低速進行
海が近い岩舘で7分停車
夏は海水浴が出来る
昔よく連れてってもらった事がある
振り返ると白神山地に偉容を感じた
こちらの日本海も見応えアリだ

岩にぶつかる波に味わいがある
曇天ながらも夕暮れ時の日本海を眺めながら国鉄型気動車にゆったり揺られる幸せ

そんな日本海を眺めながらも列車はエンジンを唸らせて山登り
リゾートしらかみの時とは違う味わいがある、普通列車の旅が良い
↓
18:20 深浦着
海が目の前だが冷える
まずここで70分待たされる
その間に真っ暗に

・深浦 19:30発 →五能線.鯵ヶ沢
637.837D 普通 鯵ヶ沢.弘前行
サボは「弘前」
…つか東能代から深浦まで来た列車が、列番を変えに変えて弘前まで直通
何故にこんなうすら面倒い事を…?
しかもアナウンスは「鯵ヶ沢行」
即検札を受けるが、途中下車印に納得してスルー
車内は俺1人の貸切り状態
乗務員の方が多い列車
風合瀬:かそせ
誰もいないのを良い事に窓を開けてみる
音や匂いがダイレクトに伝わって来る
海の様子も少し分かる
暖風は冷たいが房が効いていて何とか堪えられる
大戸瀬で若い女性が1人乗って来た
千畳敷が少し見えた
列車は少し速度を上げた
無人の各駅でドアは律儀に開閉する
20:24 鯵ヶ沢着
このまま70分待ち
肘掛けを枕に寝る

昔「ながら」でも長時間停車はあったが、その比じゃない
「信州82号」の甲府であっただろうか
遡れば「山岳夜行」の甲府で1時間停車か
それもまた旅かと思った
古き良き時代を車体と共に今に味わっているのかも
たった1人で車両の中に居れるのが素晴らしく、気分が良い
いすみ鉄道の夜行列車企画の意味が少しは分かろうというもの
…寝てたら後方に2両増結


21:36 鯵ヶ沢定発
列車はテンポ良く駆け出す
↓
22:05 五所川原着
駅は明るく綺麗で、息は白かった
行程のせいか、「遥々来た」感じがした
一昨年にそれが無かったのは、五能線をリゾートしらかみ無しにここまで来た事が無いからだ
改札のおじさんに途中下車印をお願いする
切符を渡すとちょいと切符を確かめると、印と切符を持って来て
「えーっと…経路…五能線は…」
ここっす

「これ(印)小っちゃくて…こうかな?」
逆さまっす

そんなこんなで今夜のお宿
駅から徒歩10分ちょい
「ホテル サンルートパティオ」
るるぶ予約¥4.945
一昨年もここに泊まったのです
遥々来たけど今日はまだ折り返し地点
今回はここまで
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
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- 2015/03/30(月) 23:03:09|
- 鉄旅
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