




昨晩のお宿
「パールシティ気仙沼」
は短い滞在時間ながらも目覚めはスッキリだった
難無く身支度を整えて7:15にチェックアウト
雨の予報通り雨の匂いもしたが、気仙沼駅前は中々の爽やかな眺め
駅が目の前でNEWDAYSも開いているので余裕で買い物してホームへ

・気仙沼 7:30発 →気仙沼線BRT.柳津

基本的には只のバス
鉄道の気仙沼線に沿って作られた専用道路だから終始スムーズかといえばそうではなく、鉄道と同じく、単線を車両が行く形
その為に待避箇所が数多くあり、対向車と時折そこで行き違う
専用道路内の各駅は確り綺麗な造りで、「仮復旧」とは言いながら、これで未来永劫正式にやっていこうという姿勢が丸見え
更に一般道路にも入るが、その時、その先にこちらに向かって来る途切れた線路が見えた
雨が降ってきた
南気仙沼は一般道路にあり、本来の駅とは大分離れている
バスとしてはソレなりに乗って来ている
松岩辺りから「沿岸復旧工事」の現場が見え、中には瓦礫や盛り土だけの景色がある
再び専用道路に入ると海が見えた
瓦屋根のかなり和式な家が1軒、更地の中に残っていた
無論というか無人で、津波に建物だけが耐えきったのか

本吉は元々のホームに対して直角に停車
元々のホームはぶった切られ、レールも無い
大半の客はここで降りた
陸前小泉辺りは破壊され尽くし、手付かずの様だった
専用道路に隧道
正しく列車が通っていた道、隧道だろう
清水浜辺りも路線はズタズタにぶった切られ、やはり手付かず
駅舎だけがが寂しく残っていた
2012年に見た南気仙沼の様なものだ
南三陸警察署は仮設の建物だった
沿岸はどこも復旧工事中の更地だった
志津川で婆さんが厠へ駆け込み、その為に停車した
↓
9:33 柳津着
鉄道でないのが哀しく、尻と膝が痛くなる行程だった

・柳津 9:39発 →気仙沼.石巻線.小牛田
2926D ワンマン普通 小牛田行
キハ110形2両編成
車内はガラガラ
やはり列車には安心感がある
早速川をトラス橋で越え、隧道を抜けて平地を走る
やはり鉄道が良い
BRTに乗ると益々そう思う
更に川を越えのの岳
江合川と隧道を抜けて和渕と川越えが多い
涌谷でワンマン扱いながら車掌が検札
今旅初めての検札印
〈小牛田運輸区〉
ドカンと真ん中に捺して貰う
その涌谷で陸羽西線のキハ110が回送で留置
右手から東北本線が合流して終着
↓
10:14 小牛田着
約20分待ち
仙石線直通用のハイブリッド気動車がいた
初老の改札員に途中下車印を頼むと眼鏡を取り出し
「んー…?」
印は上端に捺された
駅構内も周辺も売店が無かった

・小牛田 10:36発 →東北本線.仙台
2538M 普通 仙台行

719系2+2両編成の2.4.2人掛けセミクロスシートの列車は上り列車の5分延着を待って2分半の延発
川を越え、松山町から平地を走る
既に立客もいるから仙台へ向けて増客するだろう
しかし719系の座席と滑る様な走りは快適だ
鹿島台から吉田川を渡る
歴代の夜行列車達もここを幾度と無く通ったのかと思う
485系国鉄色を含め、留置車両の多い車両区を右手にかわし、減速して終着へ
↓
11:23 仙台着
10分程の間に幾つかの買い物をしないといけない
…が、上着やズボンのどのポケットにも切符が無い
Σ(°д°;)
慌てて先の座席に戻ると壁と座席の間に挟まれて立っていた
…尻ポケットだろうと気を付けないといけないらしい
(-.-;)

・仙台 11:36発 →東北新幹線.古川
45B やまびこ45号 盛岡行
…実は20分連絡だと思って焦った

2重にヤバかった
(-_-;)
E5系10両編成中1-3号車だけが自由席

混んでないのは幸い
取り敢えず今旅ラスト新幹線
↓
11:48 古川着
新幹線あっさりし過ぎ
ここも新幹線と在来線が分かれていた
途中下車印も無効印と共に頂く

・古川 12:14発 →陸羽東線.鳴子温泉
1731D ワンマン普通 鳴子温泉行
キハ111+112の2人掛けボックス確保
新幹線連絡の為か、当該列車はここで29分停車する
俺は小牛田→仙台→古川とやって来ました
西古川→東大崎→西大崎と西に東に忙しそうだ
雨が強く降ろうとしている
窓は雨粒で一杯でしかも曇る
列車はローカル急行の様に快走
先のBRTを思うと如何に鉄道が素晴らしいものか実感する
池月で列車交換
山が眼前に迫る
川渡温泉:かわたびおんせん
↓
13:00 鳴子温泉着
5分乗換
硫黄の匂いに俺の短い後ろ髪を引かれる思いだが、今回の温泉はパス

・鳴子温泉 13:05発 →陸羽東線.新庄
729D 普通 新庄行
先と同じ気動車編成
やはり2人掛けボックス確保
山の中腹に沿う様に丘の上を行く
隧道の一瞬の間に鳴子峡を渡る
陸羽東線の西側は雪がちらほら残っていた
行く程に白さが増し、山道へ入って行く
最上から住宅が近い
瀬見温泉を出て、隧道と橋梁を渡ると右手に川
悪天候と相まった白銀景色だ
↓
14:09 新庄着
9分乗換

・新庄 14:18発 →奥羽本線.山形
1440M ワンマン普通 山形行
オールロングシート701系2両編成
…寝てやろうか…

…寝て起きたら天童でした
Σ(゜д゜;)
↓
15:04 山形着
約1時間待ち
…外は雨だし、やれる事は無さそうだ
結局待合室でネットして
それでも余った時間
列車の到着時刻も掲示してあるから、それにあわせてホームへ
雨のせいで冷える

・山形 16:31発 →奥羽本線.高畠
440M 普通 米沢行
期待通りの719系2+2両編成
2人掛けシートげっちん

もう夕方のこんな時間
今日は時間が経つのが早い気が
奥羽本線,新庄-福島は標準軌化されている為、理屈では他の路線より安定して走れる筈
確かにそんなには揺れたりしない
でも強風とかになると結構止まる
雨で車窓がボヤける
平凡な地方の住宅地を行く
↓
17:06 高畠着
此所で降りる事に最早言う事は無し

「太陽館 まほろばの湯」
入浴+休憩 ¥300+200


じっくり浸かった後は2階の大広間で寝る

…で時間一杯、アラームで起こされて身支度


・高畠 19:17発 →奥羽本線.米沢行
448M 普通 米沢行
719系の2人掛けクロスシート着席
↓
19:30 すぐ米沢着
1時間以上待ち
コレは晩飯を購入の為に自ら選択
…飯1時間お預けって(-.-;)
列車は20:24に入線

・米沢 20:40発 →奥羽本線.福島
452M 普通 福島行
車内はガラガラ
発車前に豪華ディナー


駅弁「牛肉どまん中」
¥1.150

兎に角牛肉の旨さが際立った逸品

温泉に駅弁だから満喫してるなぁ
久々に空いたペットボトルにパックのお茶を詰めた
米沢以南は雪がコンモリ残っている様だ
関根駅のホームにも厚く残っている
真っ暗でそれ以外視認出来ない
4月に雪か、と思う
大沢、峠、板谷とスノーシェッドの駅が続く
流石にこの時間に峠の餅売りはいなかった
庭坂で下りの719系2両と擦れ違い
福島-米沢の普通列車は1日6往復と極端に少ない
今乗っている列車も2両と米沢以北より短い
然しがら空きという状況
利用状況に合わせた事ではあるのだが、この辺はそんなに人口も無いのだろうか
↓
21:27 福島着
2分乗換

・福島 21:29発 →東北本線.郡山
1168M 普通 郡山行
今日のラストは701系2+2両編成
しかも帰宅時間帯にぶつかり立たされる

バスで始まりオールロングシートの701系で立たされて〆る1日
俺は一体何を堪能しているのか
2,3駅行ったら簡単に空いた
↓
22:17 郡山着
さて、今夜のお宿は宿泊の切り札
ネカフェ
「自遊空間 郡山店」
ナイトパック9h/¥2.000ちょい
温泉も入ったからこのまま寝ます
おやす

今日はここまで
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
- 関連記事
-
スポンサーサイト
- 2015/04/01(水) 22:56:06|
- 鉄旅
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0