
とうとうこの時が来たか、と複雑な気分でもあります
留萌線(留萌・増毛間)の鉄道事業廃止について
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/150810-2.pdf廃止は平成28年度中との事でちょっと先


廃止区間も全線でない事はちょっと救いなのでしょうか
出来ればSLや観光列車を走らせて活性化などを狙って欲しかったものですが、そんな余裕は無かったという事でしょうか
それとも現JR北海道社長の嫌がらせか何かでしょうか
性格悪いとか

小幌も廃止しちゃいますしね
しかもこっちはこれから地元が観光資源として活用しようとしていた矢先の事で、全くの地元無視の施策

JR北海道、留萌線を来年度中に一部廃止へ…留萌~増毛間の約17km
http://response.jp/article/2015/08/10/257649.html
『JR北海道は8月10日、留萌本線留萌~増毛間16.7kmを廃止する方針を正式に表明した。
沿線の留萌市長と増毛町長に廃止の方針を説明しており、2016年度中にも廃止される見込みだ。
留萌本線は、深川~留萌~増毛間66.8kmを結ぶ鉄道路線。
このうち海沿いの留萌~増毛間は1921年11月5日に開業しており、93年以上の歴史を持つ。

JR北海道によると、留萌~増毛間の1日1kmの平均通過人員(旅客輸送密度)は2014年度が39人で、
同社発足時の12分の1以下に減少。営業収入は2013年度が700万円程度だったのに対し、
経費はその25倍以上に達し、年間1億6000万円以上の赤字になっている。
加えて、近年では箸別~増毛間で融雪期に雪や土砂が斜面から線路に乗り上げ、長期運休を余儀なくされることが続いており、
2005年3月と2012年3月には列車が流入した雪や土砂に乗り上げて脱線する事故が発生している。
大雨などによる土砂崩壊もたびたび発生しており、安全確保に要する防災工事費は数10億円が必要になるという。
また、留萌~増毛間では1日に上下合わせて13本の列車が運行されているが、
並行する沿岸バスは22本が運行されており、こちらの利用者の方が多いという。
こうしたことからJR北海道は、同区間の鉄道を維持することが困難だとして、2016年度中に廃止する方針を固めた。
同社は
「鉄道事業廃止後の沿線の地域振興については、弊社としてもできうる限り協力して参る所存」としている。』
…一体何を「協力」するんだか
┐(´д`)┌ヤレヤレ
鉄路の無い所に外地からの人間はまず行かないぞ
廃止される留萌-増毛も景色のいいローカル線



終着、増毛が近づけばオーシャンビューも楽しめる
これほどの観光資源を持ちながら活性化されなかったのは地元とJR北海道の落ち度でしか無い
この名線が楽しめなくなる
それは余りにも悔しく、寂しい話だ
次々と駅や路線を廃する北海道はその魅力の大部分を既に失おうとしている
夜行列車と同じく、嘗て網の目のように敷かれていた鉄路はその大部分を失い、北海道の鉄道文化は衰退の一途を辿っている
連絡船時代を知る方々は既に魅力を微塵も感じていない事だろう
鉄道会社として既にそうなっているかもしれないが、破綻の時もそう遠くないかもしれない
今の北海道こそ主要幹線以外を廃しようという日本の鉄道文化衰退の縮図といえる
この流れももう止まらない
各鉄道会社はこの縮図たる北海道を見て鉄道のあり方を考えて貰いたいものだ
鉄道はその存在自体が文化財だというのに、ホイホイと廃止とか、余りにも乱暴だ
今、JR北海道は東以上に最も乱暴な鉄道会社だ
新幹線開業したら北海道行くのは止めて九州に行こうかな

ブルトレたらぎあるしね
今回はここまで
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
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- 2015/08/11(火) 00:02:46|
- 北海道が嫌な件
-
| トラックバック:0
-
| コメント:6
「幹がしっかりしなきゃ木は立たないけど、枝や葉がなけりゃ枯れちまう」。江差線廃線のニュースを見ながら、祖父がそうつぶやいていました。
私の祖父は国鉄の職員でした。現場を離れて久しい今も、かつての職場には思うところがあるようです。蒸気機関車が牽く客貨混合列車の写真を見せながら、当時のことを話してくれました。
「内地(本州)もそうだけど、北海道のローカル線はほとんど貨物が主役だった。石炭や木材、海産物に農産物。地元の産業が賑わったから、乗客が少なくてもやっていけた。でも、鉱山が閉鎖されたり、トラックに取って代わられたりで、運ぶものがなくなった。もう、いくら地元の通学客を乗っけてもどうにもならんのよ」。
ローカル線の廃止は沿線にとって死活問題だと考えていた祖父でしたが、当時は「地元の観光の目玉としてローカル線を活かす」という案に懐疑的な意見が多く、「路線を存続させるために一緒に案を考えよう」と呼びかけても、煮え切らない態度の市町村がほとんどだったといいます。国鉄はあてにできなくても、地元住民が激しい反対運動をしているなら、まだ希望はあると考えていた祖父は、そんな自治体の態度に失望を隠せませんでした。「市長は新聞では残してくれと言うが、本音は生活の足なら道路で十分、何とかなると思ってる。あれほど空しく、悲しいと思ったことはないね」。そう話す祖父はとても寂しそうでした。
留萌本線や日高本線の問題について、「調子いいよな。今まで何もテコ入れしないで、今さら利用策を考えるって。(室蘭本線の)小幌(駅)にしたってそうだよ。観光資源?本気でそう思ってたら、もっと早くにやってるよ」と、ばっさり切り捨てる一方で、いすみ鉄道の「レストラン・キハ」や、肥薩おれんじ鉄道の「おれんじ食堂」については、「(鉄道)会社もだけど、地元の住民が一緒になって路線を守ろうって気持ちが伝わってくるね」と嬉しそうに話していました。
「こういうことができない路線は結局、(地元が)線路はあって当たり前って考えを捨てられないんだ。貨物を車に取られた時に、そんな時代は終わったって気付くべきだったのにね。道庁も市町村も、そこから変えなきゃ同じことの繰り返しだよ。JRには任せとけんって気持ちがないと。赤字のところを全部なんとかセクターにして、他人事じゃなくならないと、分からんのかね」。そんな祖父の懸念が、現実にならないといいんですが。
- URL |
- 2015/08/11(火) 03:23:00 |
- 龍 #1zy/x5P2
- [ 編集 ]
上の方のコメントを見るとやるせない気持ちになります…
JR(国鉄も含む)側が目立った宣伝をしなかったせいでもありますが、地元の人々の無関心さがこちらとしては辛いですよね。
確かに自家用車の方が生活がしやすいとは思いますが、それでも鉄道の存在がおざなりになってるのは閉口しました。
向こうでは新幹線開業にむけての気運が高まっていますが、やることはそうじゃないだろうと言いたい!
(北海道新幹線は成功するビジョンが見えない)
- URL |
- 2015/08/11(火) 06:49:35 |
- 川崎オリオン #Cv2s2L.A
- [ 編集 ]
お祖父様の仰る通りですね
そのお言葉には我が意を得て尚上を行き、涙が出そうになりました
(ノД`)シクシク
枝葉の話が全てを一言にまとめています
昭和50年台と今日の北海道の路線図を見比べれば北海道の鉄道が衰退している事が分かります
俺は北海道にはもう未来は無いと思っています
コメントさんきゅです
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
- URL |
- 2015/08/11(火) 11:38:00 |
- カサレリアの種馬 #-
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やるせないですが、これが最早現実です
ここまで非道を行く北海道に価値を見出すことは難しいと言うより不可能と言っていいでしょう
段階を振り返れば、数々の事故や不祥事
夜行列車の全廃
新幹線開業と廃駅、廃線
北海道はマイナス要素を積み重ね続けているだけです
今後の動向も同様のニュースを垂れ流しているだけです
鉄旅に出るにしても、もう北海道という選択肢は無いですね
コメントさんきゅです
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
- URL |
- 2015/08/11(火) 11:43:56 |
- カサレリアの種馬 #-
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