




昨晩のお宿「ホテル テトラ旭川駅前」のセミダブルベッドは快適でグッスリ寝られた
しかし7時過ぎの早起きで眠気を引き摺った
点けたTVでは4月末からのGWの10連休をどう過ごすかを取り上げていた
どこも人混みとか、高くつくとか、かといって家に居たって家事で疲れるとか悩んでいた
が、そういう休み方がもう駄目なんであって、俺みたいにこの平日に北海道を巡って、10連休は働くのがベターなのよね、
といっても商売柄無理な人は無理なんだろう
だって無理なんだもん
盆暮れ正月に休みたいなんて人が引きそうな「貧乏クジ」だ
チェックアウトしたら旭川は5℃だったが、今日は暖かくなるようだ
列車発車の15分前は落ち着いた雰囲気だった

・旭川 8:30発 →函館本線.札幌
2012M 特急 カムイ12号 札幌行
789系1000番台5両編成は意外にもスカスカだった
旭川より函館の方が売れているのだろうか?

然し、「オプション券」特急の楽しみも今日で御仕舞いだ
列車は早くも高速進行
安定もしている
石狩川等を渡り、長い隧道に入った
抜けると北海道の大地に躍り出る
左手の雄大な白化粧は夕張山地だろうか
深川から留萌本線が1本、右へ別れた
この大地とも今日でお別れだ
右前方にも白い山々

増毛山地か

列車は各駅を高速で通過するのが格好良い
石狩川でDF200単機と擦れ違った
旭川から32分
滝川に到着した
奈井江は駅標が1つ壊れていた
今日まで駆け足で北海道を回ったが、現状は以前より「人の数」が減ったように感じた
「喰えるパイが無い」感じだ
年度明けの平日、日中以降という事もあろうが、人の視線がJRに向けられていない感じがした
北海道のアピールも感じられない
(新幹線は魅力も無く、薄い)
先日の「スーパー北斗」が飛び込み客が多かったにも関わらず、空席が分かりやすくあった事が印象的で思い出す
「カムイ」は徐々に増客している
旭川から50分の美唄の10分後は岩見沢を残すのみ
滝川-岩見沢の利用もあった
結局スカスカのまま大勢は決した
…そういえば検札来ねえな、と思ったら豊幌を過ぎ、夕張川の手前で来た
「北海道線特急オプション券」は戸惑われる確率が高め
昨日と同じ〈旭川車掌所〉が捺された
デザインされた印も良いものだ
野幌からだったか、一旦高架を渡った
レールが増えて平和を通過
「鉄道唱歌」で終着アナウンス
苗穂でキハ183「クリスタルエクスプレス」を見た
↓
9:56 札幌着
17分乗換

・札幌 10:13発 →函館本線.小樽
3861M 快速 エアポート95号 小樽行
転換式クロスシートの721系6両編成が来た

悠々着席出来たのはありがたい
厠の近い1号車の選択も正解♪
列車は高架を滑るように走る
小樽-旭川は窓框のあるこの車両にチャンスがあると思った
座席の出来も良く、uシートも好材料だ
空港アクセスはロングシートで充分だろう
地上に下りてからの走りは新快速に近い
先のカムイからの流れで特急感抜群だ
自動放送も引き続いている
手稲からの立ち上がり加速も鋭い
銭函からだったか、穏やかな石狩湾のオーシャンビューに入った
これも材料にして良い

右曲線で先頭が見える
オーシャンビューは小樽築港まで
徐々に減客する
終着には徐行して入線
↓
10:45 小樽着
8分乗換

・小樽 10:53発 →函館本線.倶知安
1936D ワンマン普通 倶知安行
キハ40+150形編成
これは国鉄形に逝くでしょ♪

右側ボックス楽々
2両は正解
列車は早くも山線の登坂を始めた
北海道の名山はどれも雪化粧を欠かさないようで、積丹岳も例外ではなかった
石狩湾も覗けた

晴天下は色々見える
蘭島から平地を遜色急行走り
余市で半数が降車
雪化粧の積丹岳が鮮やかに広がる

余市川を渡って減速して然別へ
左手に白い余市岳を流し、峠路を登坂にかかる
銀山からの眺めが良かった
目の前の山も高かった
眼下を済んだ小川がうねる
この路を急行が通ったか
小沢からはニセコアンヌプリだろう

既に蝦夷富士も見えている
列車交換は良い間合いだった

今日は昨日と違って良い天気だ
隧道の直前、小さめだが末広がりの白玉の滝を見た
眼前に迫る雪は厚い
↓
12:09 倶知安着
26分待ち
外人客2分人が改札で詰まっていた
蝦夷富士.羊蹄山の威容が素晴らしいが、
駅やラッチ外からの眺めが難なのは皮肉か

・倶知安 12:35発 →函館本線.長万部
2938D ワンマン普通 長万部行
4×2人掛けセミクロス配置のキハ150単機

座席は丁度良く埋った
半数以上が外人
改めて羊蹄山を眺め、久々のキリンガラナを合わせる至福♪

北海道は美味しい
釧網本線や函館の山線は分かりやすい売りだと思うのだが
ニセコアンヌプリを右手にして回り込み、ニセコ高原を行く
ニセコで客交換
外人比率が高くなった

太い川は尻別川か、絡みながら下り勾配での勢いを抑える
ニセコと蝦夷富士が並んで見られる角度があることに驚く
威容+偉容=???
さだまさしも合わさり、完全に寛ぎモード
(-。-)y-~
目名を出て下り勾配を軽く流す
陽が高く、直撃は暑い
晴天下の積雪景色
BGMに「親父の一番長い日」
優雅でしかない♪
熱郛の周りだけは残雪が激減した
終着も近付き、狩場山地が見える
今旅の山は雪化粧が鮮やかだ
平地に下りると快走
減速して町に入り終着
↓
14:07 長万部着
25分待ち
陽が射して暖かいが風が強い
海も近く、独特の香りを嗅いだ気がした
乗り継ぎ列車は先行の貨物列車の影響で2分延のアナウンス
その貨物は長万部て停車

アナウンス以上の遅延になった

・長万部 14:35発 →函館本線.函館
12D 特急 スーパー北斗12号 函館行
キハ261系8両編成は後寄り7,8号車の自由席もスッカスカ
旅客のこちらを優先先行
14:40の発車
左手に内浦湾
陽射し直撃
乗り心地のタイプが違うが、昨日のキハ183系「オホーツク」を思い出す
スペック上では52時間だったかのウォークマンを数年前の高くないモバイルバッテリーを使って約3時間でフル充電
しかもまだ余裕綽々
予想はしていたが少し驚いた
(この後、コンデジ、ルーター、携帯にフル充電かまして尚余力があった
とうとう充電する物がなくなってしまった( ゜ε゜;))
大地と渡島半島の山々を眺めながら高速進行
森から駒ヶ岳

こちらも相変わらずの鮮やかさ
東日本の特急チャイムから北海道新幹線の利用案内放送が流れた
( ゜д゜)ハッ!
やはりというか、「藤城線」の勾配に喘ぐ
鉄道が勾配に弱いのを差し引いても、高速仕様の新鋭機には辛いところか

大沼は太陽に照らされ、キラキラ輝いていた
新函館北斗が近付くと何人かは乗換の準備を始めた
出立前の予定では俺も同じなのだが、時間が余るのでボックス作って終着まで遣り過ごす事にした
列車はこの駅を利用してスジを大きく取り戻した
七飯で2つの函館本線が合流
列車も高速進行
この特急の優雅な時間も後1本の列車を残すのみ

五稜郭も少し淋しい感じがした
↓
16:07 函館着
合間30分
海辺はいつでも風が吹く
連絡船時代を想像…
・函館 16:37発 →函館本線.新函館北斗
17D 特急 スーパー北斗17号 札幌行
先の列車の折り返し
時間帯が良いのだろう、五稜郭から少々賑わった
キハ261系8両はこの為の送り込みか
雄大な北海道もこれで見納め
↓
16:54 新函館北斗着
大橋俊夫さん
今日までどうもありがとう
さようなら北海道
(´;ω;`)ノシ

・新函館北斗 17:25発 →北海道新幹線.新青森
38B はやぶさ38号 東京行
E5系10両U20編成は17:10入線
コンセントが窓際と妻面にしか無い、今や少し古い車両になってしまった
事前のシートマップを見る限りはスッカスカ
新青森までノンストップなのでボックス余裕
しかし先までの北海道特急に比べて左右が狭い
「北海道線特急オプション券」
はこの列車の56分乗車を以て御仕事終了となる
このきっぷのお陰で新幹線もそんなに苦痛じゃなかったし、寧ろありがとうJR北海道

…本当に「お別れ」な気がしてきた
当たり前ではあるかもだが、青函隧道に入っても海底という気がしない
在来時代は想像を膨らませたりしたもんだが
そんな末期の「はまなす」の自由席の時代を思い出しながら隧道を味わい、2つの「元」海底駅を眺めて抜けた
イルカさんの「なごり雪」が合いすぎたw
数年振りの北海道は愉しい事だらけでした
↓
18:21 新青森着
こんにちは本州
ちょいと冷える
10分乗換

・新青森 18:31発 →奥羽本線.弘前
678M 普通 弘前行
運転士が教導付きの701系3両編成は帰宅客にジャストミート
つーか、ノー空調が逆に暑い
(;´д`)ゞ!
時折開く押しボタン式ドアから入る空気が快適で
五能線との接続駅、川部で座れるほど降りた
↓
19:08 弘前着
12分連絡は目の前の列車
・弘前 19:20発 →奥羽本線.大館
1680M 普通 秋田行
先と同じ701系が2両でも空席あり
今日のラストランナー
40分強
先の列車と合わせても名実共に「通勤電車」
外を見ても見事に無灯
ネットも日課はほぼ終り
北海道の終了は俺の終了なのだろうか?
麦茶旨い
ε=( ̄。 ̄ )
↓
20:04 大館着
大概がここで降りた
駅前はかなり閑散…
そんな今夜のお宿は駅から5分足らず?
「ロイヤルホテル大館」
るるぶ予約+14日前10%引き
¥4,330
おお、部屋広いな

温泉あるらしいんで浸かって酒呑んで寝ます
今回はここまで
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
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- 2019/04/16(火) 21:01:19|
- 鉄旅
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