2019.6.19(水)

「サンライズ瀬戸」を降りたら、数年前に出会った四国の「ガイドさん」が夜勤明けの御忙しい中にも拘わらず会いに来てくれた
まさかと思って吃驚嬉しや、頭がパーになったw
差し入れにお菓子を頂き、連絡船うどんまで御馳走になった上、
車で運転所、貨物駅、鬼無の「桃鉄」像まで案内してもらうという至れり尽くせりのおもてなしを頂いてしまった

これぞ贅沢「セレベスト」
北行の夜行列車のお話が羨ましく印象的でした
というか紛れもなく「剛の者」か「猛者」w
毎度御世話になって有難うございました!
m(_ _)m
その最中、窓口で今日からのメインアイテム
「バースデイきっぷ グリーン」
¥13,000を購入

同時に指定券を発券してもらった
この時点で冒した「ミス」に気付いていなかった

・高松 8:45発 →予讃線.宇多津
1003M 特急 いしづち3号 松山行
8000系の6-8号車
ここで指定券を確めた
当該列車は良い
後続の指定列車を間違えて取っていた
これは予め用意したメモ書き自体が間違っていた
予め間違っていたので俺は予め人生が間違っていた事になる
宇多津まで時刻表先生と格闘し諦めようかと思ったが、割と何とかなる事になった
宇多津手前で右上から本命の列車が滑り込んで来るのが見えた
前にその列車を繋げてから降車となる
↓
9:10 宇多津着
都合3分弱
まず先頭で構え即降りる
幸い階段も改札口も窓口も近いし空いていた
即発券、余裕の乗車で何一つ諦める事無く旅を再開できた
そんな訳で

・宇多津 9:13発 →予讃線.松山
3M 特急 しおかぜ3号 松山行
列車も海線もグリーン車も諦める事無く収まった


後は悠々と瀬戸内海とかを眺めていれば良い
(σ・∀・)σ
観音寺で検札
〈高松車掌区〉
アンパンマン8000系を待たせて交換したのは箕浦だったか
短いホームから大きくはみ出した特急列車は面白かった
列車は「振子」を効かせて車体を傾けつつ小まめに予讃線内を停車していく
窓も座席も広いグリーン席で「横」に近い状態で寛ぐ
空調も快適にBGMはサザンオールスターズで夏気分♪
左手の四国山地がでかいのに少しビビる
地図上では四国山地という「王様」が両脇に讃岐山脈と石槌山脈を抱えているように見える
やはり四国は愉しく、「パースデイ」なら尚更だ
「町」の伊予西条で交換した上り特急は8600系だった
いずれグリーン車に乗ってみたい
平面が広がるのは新居浜平野か

しかし、四国の車窓は細やかに変化する
予讃線の電化区間は四国の輪郭に沿うように敷かれている
右手に見えたトラス橋に向かってグンと車体を傾けて曲がる
丹生川から輪郭、高縄半島を回る
初めて8000系の先頭にかぶり付く

乗務員室は大きく取られていて運転席とは別にレスラーが寝られそうなスペースがある
前面の展望窓も大きく、展開する線路は見ていて飽きが来ない
線形はグニャグニャ
車両は細やかに傾斜を繰り返す
架線はパンタの摺り減りが偏らないようジグザグに張られているのが分かる
レール、架線、車両
よくここまで作ったと感心せざるを得ない
今治からは34分ノンストップ
単線を行く振り子特急電車のリズムに身を委ねる
オーシャンビューを堪能しながら松山市に入った
本当に四国なんだな、と感じた
またこうやって「パースデイ」をやれるのが嬉しい
↓
11:15 松山着
11分待ち
改めて指定席を取る
窓口嬢は見習い中だったが流石に地元列車はサクッと出した

・松山 11:26発 →予讃.内子.予讃線.伊予大洲
1061D 特急 宇和海11号 宇和島行
2000系気動車3両編成の最後尾半分が指定席

カレーパン列車で、戸田恵子さんのアナウンスを久々に聞いた
これも四国だ
北伊予で検札
〈松山運転所〉
誕生を祝われた
(* ̄。 ̄*)
向井原を通過して「内子」を目指す
加速も鋭く、四国としては高規格な路線を振り子も合わせて高速進行
線路条件故に先の8000系より明らかに速い
「山線」は山の中に線路と住宅と松山自動車道がミッチリ詰まっている

伊予立川で交換した特急は2000+N2000の2両編成
そこまでやるか、と思った

内子から景色が開けた
↓
12:02 伊予大洲着
8分

・伊予大洲 12:10発 →予讃線.伊予市
4920D ワンマン普通 伊予市行
超ロングシートなキハ54

これで「海線」を行く
勾配に喘ぐ気動車の横の更に急な坂を10tダンプがスルッと抜いていった
伊予長浜で対向11分待ち

サンライズ明けの身体にダメージが出てきた
詰まり眠い
ややすると伊予灘が広がる

喜多灘駅は大洲市と伊予市に跨がっているらしい
下灘は多少のブランド力があるようで、車で訪れて撮影する人が目立った
「トロッコ」と業者が使えれば何か出来るんじゃないかと思うが
以前は退屈嫌悪していたロングシート車だったが、穏やかな伊予灘や山の緑を眺めていたら
何だかこちらまで穏やかにされている気がした
東京の事は考えたくないなー、とか思ってもいるが
↓
13:23 伊予市着
9分

・伊予市 13:32発 →予讃.内子.予讃線.宇和島
1065D 特急 宇和海15号 宇和島行
松山から同じ設定の列車で同じ路を宇和島まで行く
先との違いはカレーパンの類いじゃない事くらい
スピードとチルト
体感しに来る価値があると思う
内子で交換予定の特急が3分程遅延
多分さっき乗った編成だろう
右曲線で3両編成の先頭が見える
線形のキツさと車両の性能を窺わせる
伊予大洲、八幡浜での降車が目立った
列車は山を登り、貫く
唸るディーゼルエンジンは馬力を匂わせる
伊予石城で特急交換


マンモスがいた
下宇和、立間辺りか、高所の山間から海が見える箇所がある
一瞬の絶景
「日本三大車窓」とは云わないが、そういう景色が四国にはある

列車は線形に合わせて振り子ごと車体を捻らせる
↓
14:47 宇和島着
50分程時間がある
この日の話、予土線に続きます
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
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- 2019/06/19(水) 22:11:10|
- 鉄旅
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