
2020年現在、俺にとって、鉄旅的な「最も贅沢な事」といえば285系「サンライズエクスプレス ソロ上段」という事ができます
ザックリ理由を列挙すると「特急」「寝台」「個室」

更に「ソロ上段」については「階段で立てる」「荷物棚がある」「コンセント」「ハンガー」「視点(寝台)が高い」
その他にスリッパやゴミ袋、ドリンクホルダーにプラカップも備えてあります

更にはミニラウンジが近いのもポイント高いです
これらが片道¥20,000以上を躊躇なく支払い、満足できる理由です

最長12時間の利用でこの価格
ずっと手元に置いておける、Nゲージの車両セットでも特定のメーカーでない限りはコレほどの価格は稀といっても良いでしょう
それ故に「贅沢」です
うろ覚えながら、「美味しんぼ」から学んだことですが、マグロの最も高価な部分のみを食し、他は全て捨てる
贅沢とはそういうものだ、と
さて、サンライズ

過去に都合上、「シングル」を利用したことがありますが、合いませんでした
¥1,000程高いものの、「ソロ上段」に比べて視点(寝台)が低く、向きが合わないと背中にテーブルが食い込む
不満なのは勿論、「贅沢」には程遠いものでした
今思うと「拷問」とも思えるものです
「ソロ上段」が合う以上、更に金がかかる他の設備に興味はありません
マグロの贅沢についてはそうは書きましたが、贅沢とは金をドブに捨てるのとは違います
「旨味」が無くては成立しないでしょう
Nゲージでいえば「価格が高い割に出来はショボい」といった所でしょう
鉄旅で言えば新幹線


高い金払って狭い座席に押し込まれ、左右上下に振られてノックアウト
しかも早起きやとんぼ返りを要求される始末
現地、車内、地元でゆっくりゆったりできる個室寝台列車とは天地雲泥の差です
大仰な言い方ですが、人生、贅沢は知っておいた方が良いと思います

「青春18きっぷ」の旅も時間をたっぷり使うという意味では贅沢なのは確かです
俺も大好きです
しかしそれだけでは「鈍行しか知らない」事になり、少々貧相であると考えます
豊かさとは「選択肢の多さ」
鈍行しか無いのは当然貧相ですし、新幹線でも同じことです
経済力もそれを左右するでしょう
自分も若い時分は経済力に乏しく、「青春18きっぷ」に拘りました
例えば、そんな貧相で品性のない生き物が取り敢えず高い金払ってホテルのスイートルームに泊まるとまず赤っ恥をかきます
しかしその事が勉強になり、品性とはどういうものかを少々学ぶことができます
そんなオジサンは昔、そういう旅をしたことがあります
こんな不信なおっさんに「格」などあろう筈もないw今回はここまで
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
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- 2020/05/13(水) 10:00:00|
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