


2021.3.28(日)
昨晩のお宿
「東横INN 旭川駅東口」
は言うこと無しの設備とサービスで、
無料朝食もお弁当スタイルながらもパランス良い内容でしっかり頂けた
部屋ではNHKに「ミスターどうでしょう」こと
鈴井貴之氏が映っており、改めて北海道に来た事を実感した
旭川の朝は空気だけが程好く冷え、陽射しは暖かだった
駅、当該ホームでは自由席に5人程度が並び、札幌始発の列車に自由席1両のみという設定に少々心配した

・旭川 9:00発 →宗谷本線.稚内
51D 特急 宗谷 稚内行
謂わば「元祖」キハ261系
車体傾斜も止め、「スーパー」も冠さない列車名
車内は然程の混雑も無ければ降車する客もいて、座席の確保には難儀しなかった

そして暖房が暑い
左へ左へと曲がり、旭川四条を通過して軽く加速

厚い残雪
新旭川から石北本線が右手へ別れる
旭川運転所はラッセル車が印象的だった

その先の永山で少々停車、普通列車と交換した
車窓に拡大した白い大地は上川盆地の中だろうか

右手に北見山地を眺め、列車は鋭く加速、結構震動する
次第に残雪と林の中へ入り、登坂する
和寒を出ると、北海道らしい、白く広大な大地を特急走り
車掌が何度か通るが、検札は無いらしい
士別で時刻を見ると定発しない

対向の特急「サロベツ2号」が遅延らしい
9:45発車
自分が知っていた「サロベツ」は国鉄型キハ183系だったのだが、キハ261になっていたとは知らなかった
自分の鈍化も認めるが、時代は常に動いている事も実感した
例えば車内の電源コンセント
5年10年前まではあれば割とありがたい設備だった
首都圏なんかでは当たり前になってはいるが、無くても気にならないのが2021年現在で、原因はモバイルバッテリーの普及と大容量化
自分もそういった物を2つ携行しており、
充電先がガラホ、スマホ、タブレット、Wi-Fiルータ、コンデジ、音楽プレーヤーとあるが、
宿先にコンセントが1つあれば、併用して幾つか同時にフル充電が可能な程で、
対応するケーブルさえあれば良いという始末
それはそれで良いっちゃ良いと思う
美深を出れば左手は天塩山地か
山肌や床部は余すところ無く雪が乗る
音威子府を出ると窓に斜面を見上げる
随分山奥に来たと感じる
そして突如始まる列車vsシカ対決

列車は止まり、徐行
シカも慣れていて、割と近い
ビビらない
北海道のローカル線では必須イベント

急な減速が異変の合図
イベントが終われば、列車は軽快な汽車旅のリズムを取り戻す
雄信内を通過

地図上では天塩平野なんだが、それっぽくない

幌延を出ると、雪融けた部分がちょいちょい出てくる
豊富を出て暫く
左手遠方に氷山のような白い塊のような山
利尻島、利尻山なら海、利尻水道が間にあるはず
1700m超
だんだん起伏のある地形になっていく

宗谷丘陵の傍らだろうか
抜けると平地が広がる
道中、単調とも思ったが、そこそこ景色が変わる
曲線では抑速せざるをえず、直線でもエンジンは唸るが速度を出し切れない
「利尻富士」が見えるポイントで徐行
というのは気がきいている
南稚内から高架で一旦町を越えて終着
↓
12:45 稚内着
数年ぶりの日本最北端の駅でオプション券に改札印が捺された
この後は折り返します
特急 宗谷はここまで
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
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- 2021/03/28(日) 22:05:25|
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