大黒様きっぷ¥1,000
通年購入、使用可
弘南鉄道全線(大鰐,弘南線)に1日乗り放題
この様な1日全線乗り放題切符は地方私鉄,三セクにはちょいちょい存在する
ネット検索が一番だろうが、現地の窓口にその類の広告がはってある事も珍しくないし、何だったら窓口の人に
「お得なフリー切符とかありませんか?」
と聞いてみれば、ポンと出してくれる事もある
何事もやってみるものである

「大黒様きっぷ」とは、
大(鰐線)黒(石=弘南線)様
と言う事なんだが、両線とも「地元の足」の空気が濃い
使用されている車両も元東急の車両だが、その手のマニアな方々には興味を引けるのだろうか
かつて都会の「地元の足」として活躍した車両は、今も地方の重要な「地元の足」として毎日走り続けている
その特に絶景ポイントも見当たらない「地元の足」を乗り放題のこの切符
わざわざ使って乗りに来る奴なんてきっと「乗り鉄」しかいねぇんじゃねぇか?
と思うわけで
…あ、俺か
どういうことか?と言うと、
そもそも、弘南鉄道に乗ろうというなら、おそらく地元以外の人間は「青春18きっぷ」「北海道&東日本パス」でのアクセス者が殆どだろう
で、この「大黒様きっぷ」が¥1,000
弘南線,大鰐線を乗り通した場合の片道運賃が

弘南線
¥450

大鰐線
¥420
=¥870
…このままではちょっと損


特に大鰐線は、大鰐温泉で直接乗り換えるか、JR奥羽本線,弘前から徒歩で大鰐線の中央弘前へアクセス出来る
徒歩の距離に関しては、JR両毛線,前橋から上毛電気鉄道,中央前橋までアクセスするようなもので、道を間違わなければ、乗換には難儀しない
その為、大鰐線に関しては決して往復利用する必要が有る訳では無い
ミソは弘前から直接乗れる弘南線

コチラは黒石がドンツキでで折返す必要が有る為、往復利用する事になる
大鰐線片道+弘南線往復で何とか切符の元が取れる訳だが、こんな乗り方する奴は「鉄」意外にいる訳がない
元を取るのに若干難儀するこの切符を地元のヤツがわざわざ使う理由はない
別に弘南鉄道に乗る価値が無い、等と言っている訳では無い
むしろかつての都会派の旧車の乗り心地を楽しみ、往時に思いを馳せるのも一興ではないか、と
そして現在の彼等の活躍と地元の雰囲気を元東急の車両で味わってみてはいかがだろうか
温泉の宝庫、北東北の旅にちょっとしたアクセントを
青森駅には「青森まちなかおんせん」もあるので、弘南→青森,まちなかおんせん→あけぼのとかもアリかと
弘前の夏と言えば「ねぷた」もありますよ?

今夏は飾るんかな、コレ?
今回はここまで
ではまた~
(´・ω・`)ノシ
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- 2013/06/02(日) 19:20:31|
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