




疲れていたせいか、酷くぐっすり寝れた
寝起きに眼精疲労から来る頭痛がきた
俺は疲労が過ぎるとこうなる
旅の仕方は20代と然程変わらない筈だから老けたのだ
旅の仕方を見直さななければいけないか
ホテルでみのさんの番組で日本は社会福祉等で高齢者>若者の構図を語っていた
どちらの言い分も俺には納得いくが、若者も真剣にこういった事を考えているのだから、日本も捨てたもんじゃない
鉄道も高齢者優遇し過ぎ
つかバースデイきっぷ使ってて何だが
中年の俺等にゃ何も無いんかい
宇和島は朝から雨だった
当該列車発車8分前にみどりの窓口で今日の切符発券開始
窓口の兄ちゃんの接客は丁寧だ
・JR予讃,内子,予讃線
宇和島 7:40発 1054D 特急 宇和海4号 松山行
2000系気動車TSE3両編成 1号車7番D席
進行方向右側
昨晩来た路を戻る
俺は座席指定は大概右側を取る
窓口兄ちゃんはこの指定券発券時
「左側は海が見れますが…」
と案内してくれたが、帰りに見るので右側ママとした
嫌いな接客ではない
むしろ好感
列車は四国振り子特急車両のトップナンバー,テストタイプTSE
とうとう乗車と相成ったが、トップナンバーらしく、天井が若干波打っていた
相変わらずスカスカな乗車率
伊予吉田発車後に検札〈松山運転所〉
八幡浜で185系特急用気動車を格下げ改造した普通列車が営業してるのを見て安心した
アレは予讃線松山-宇和島の普通列車,18きっパーのオアシスで、「海線」をアレでやれたら最高だ
雨天下の田園と中背の山々の緑の天国を朝から特急乗り放題なんて最高
8:30 新谷を通過して内子線へ
内子線は松山-宇和島の所要時間短縮を目的に内子迄全通させた、四国では比較的新しい路線
その為、前後の予讃線を含め「山線」と称される区間は高架区間も点在
事実、松山-宇和島を普通列車から30分後発した特急列車が1時間以上先着する
内子から再び予讃線の山間へ入り、その高速性能を遺憾無く発揮する列車の右手に川と道路が沿う
晴れ間が出て気分も良い
陽の光を浴びた山の緑が淡白く光る
↓
9:02 松山定着
9分乗換
・JR予讃線
松山 9:11発 4917D ワンマン普通 宇和島行
キハ54形気動車単機 松山車
多分日本一長いオールロングシート
キハ185系との格差はデカい
車長は長いので収容力は大きく、空席もある
一部席間に肘掛けを兼ねた仕切りが少し役立つ
向井原から「海線」へ入ると草木に挟まれ山道を行く
暫くかぶり付く
ローカル鈍行はコレが出来る
伊予上灘手前から目的の海が覗ける
緑に挟まれた茶色のバラストとレールの上を列車は右手の海岸線に合わせてS字を蛇行する
下灘を出ると直線区間も目立つ
9:54 串とは何とも美味しそうな駅名だ
10:06 海線の主要駅,伊予長浜は2面3線
客は降り、対向待ち
南に行く程曇天
沿う相手は山間の住宅地と川に変わった
10:28 五郎は狸が駅長らしい
↓
10:32 伊予大洲着
思えば遠くへ来たもんだ
・JR予讃線
伊予大洲 10:48発 1059D
特急 宇和海9号 宇和島行
2000系気動車3両編成
1号車2番A席 進行方向右側
1分延着発
検札〈宇和島…区〉
擦れて判読不可
西大洲だったかキハ185系ステンレス車の「団体」がいた
ヘッドマークが〈団体専用〉
振り子車両は山道のS字を難なくクリアして行く
卯之町を出てトンネルを幾つか抜けていると、V形地形に横に長い段々畑の向こうに海
伊予吉田出発直後にはっきり見える
↓
11:32 宇和島2分延着
ノー時間乗換
・JR予讃.予土線
宇和島 11:32発 4820D ワンマン普通 窪川行
キハ54形気動車単機 松山車
オールロングシート
矢鱈広く感じるのはトイレが無いから
2分延発
予讃線普通列車と同様の車両
隣駅の北宇和島が予讃線,予土線境界駅
予土線は山の中腹の形に合わせて徐行
北宇和で地元高校野球部が数人乗車
務田:むでんで1人、後輩部員が乗り込み先客の先輩達に一礼挨拶してから着席した
彼等は勉強なりスマホ弄りしてはいるが、特に騒いだりという事は無く、荷物を座席に置いて足組んでダラダラしてる俺より余程マナーが良い気がする
近頃、ニュースで千葉モノレールにて「俺妹車両」の車内アナウンスを録音している輩が他客に「黙れ」とか言ったり、他にも迷惑な行為が多発しているというから、彼等は絶対頭が可哀想
コチラとは比べるべくも無い
首都圏最低ーε=(-.-;)
12:08 近永で高校生含め、大分降りてがら空きに
左手に一面の田んぼを山々が囲む
割って入って来た川は四万十川か
曇天が惜しいがこれはこれで
↓
12:18 松丸着
此所の隣接温泉施設が目的
「ぽっぽ温泉」
入浴料¥500
露天風呂では自然たっぷりな匂いを味わった
小雨もコレなら乙というもの
打たせ湯も味わったが、えらい勢いで老化して骨が弱ったら死ぬな、と思った
体重が1kg以上減って75kgを切った
旅は無茶喰いしなきゃダイエットにも有効らしい
酷くお薦めである
風呂上がったら地元の方言飛び交う広間でゴロリ
十分休めたぜ
(`・ω・´)キリッ
…何かオヤジが裸にタオルで出てきた
施設を出ようとした時、救急隊員数名が出口階段手前で集まっていた
只事っぽくなかったのは浴室内で逆上せたのか引き付けでも起こしたのか、老男が横になって隊員に救護されていた
オヤジはコレを知らせに来たのか
老人は多少戻したらしい
救急車で運ばれて行った
無事だと良いが
・JR予土線
松丸 14:43発 4823D ワンマン普通 宇和島行
キハ32形気動車単機 松山車
オールロングシート
あ、トップナンバーだ
だからどうだ、という事は無いが
来た路を戻る
14:53 近永で小学生含めた若者達少々
そういえば今日は土曜日
午後の一寸経った時間からお出掛けか
そういえば四国の旅は残り半分を切ってしまった
明日の晩に帰路に就かねばならない
田んぼに混じって玉蜀黍畑がいた
務田-北宇和島は結構かかる
↓
15:25 北宇和島着
暫し待つ
飲料買おとしたら自販機に
「150円入れても出てきませんでした
宇和島町の使用者」
…(-.-;)
・JR予土線.土佐くろしお鉄道,中村線
北宇和島 15:33発 4824D ワンマン普通 窪川行
キハ32形気動車単機 松山車
今度は同型車の2号機だ
予土線はコレで最後
山々に囲まれた平地の田んぼの畦道にレールが敷かれた上を、列車は単機でのんびりトコトコ行く
草木に挟まれた山道を列車はエンジンを唸らせて行く
16:19 吉野生:よしのぶ
真土を出ると四万十川が沿い、野鳥が飛び交う山中は文字通りの自然公園だ
列車旅じゃないと味わえない物がある
予土線はその一つだ
こんな素晴らしい四国に来ない人生なんて勿体無い!
16:36 江川崎16:52発車迄16分停車
草の匂いプンプンの凄っげえ良い所
箱根を際限無くスケールアップした感じ
撮影しまくりw
前もやったな
多分同じ列車w
以降の旅程を暫くこの景色に言葉を飲んで堪能した
家地川~
相変わらずの景色をバックに言葉、左手下後方から土佐くろしお鉄道,中村線がシーサスクロッシングで合流
踏切とトンネルを抜けて若井へ
予土線終了
予土線再発見!
な素晴らしい行程でした
↓
17:49 窪川定着
窪川といえば徒歩10分程の所
「三十七番! 岩本寺!」
で有名
撮影は多少罰当たりな気も
約30分の空き時間をこの為だけに費やす
・JR土讃線
窪川 18:23発 58D 特急 南風28号 岡山行
2000系気動車3両編成 高知車
1号車3番C席 グリーン車 進行方向右側
今旅2回目のグリーン車
グリーン車には俺一人
…こっちにはコンセント無いな
検札〈高知運転所〉
車掌のアナウンスは地元訛りがある
土地柄を感じられるという点では嫌いではない
外は雨降らず、雲は張っているが薄く、まだ夕暮れの明るさ
相変わらずの緑景色なんだが、普通の人は飽きちゃうかもしらん
俺は好きなのでずっと見ていたいのだが
山のスケール感とか好き
「あの中入ったらどうなっちゃってるのか」
とか
子供の頃に両親の祖父母の所へ行った時の感触も思い出す
現地へは在来特急で着する訳だが、特急速度のレールのジョイント音をBGMに、広がる田園と山々が高速で流れるあの感触が今でも残り、これがまた俺の旅情と旅への欲望を掻き立てる
若く幼い頃の経験が今の趣味、趣向、行動に直結されるのは人間として当たり前なんだろうか
↓
19:26 高知定着
早速今日のお宿
「タウンホテル 駅前」
るるぶ携帯予約で
¥3,400
佇まいと安い割に悪くない
寧ろ良い
明日は5:00起きさん
ちょっと時間がありそうでどうかな?
今日はここまで
また明日~
(・o・)ノシ
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- 2013/06/29(土) 20:06:05|
- 鉄旅
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